ファミリータイズ、スピンシティはチェックしておりました。
(せびたんが観てたという夜中にやってたコメディというのは、
たぶんスピンシティのことでしょう)
でも、両方とも全話観たわけじゃないんですけどね。

DVDボックスが出たら、絶対買うんだけどなー。 (2004.10.12 02:28:19)

せび邸

せび邸

2004.10.10
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カテゴリ: 映画
主演マイケル・J・フォックス。「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の隠れた名作です。私、この映画は確実にレンタル屋から消えると思ってDVD買ったんですが、まだ近所のTUTAYAには置いてあります。。ジャンルはホラー・コメディになると思います。TUTAYAではコメディ・コーナーに置いてあります。私はそれで正しい気がしていましたが、ふと昨日、見直してみたら、けっこう怖いところもありましたね。。残虐シーンではないんですが、スリルとサスペンスの度合いがきつすぎるって感じでした。なんかこう、神経にぴりぴりくる感じでしょうか。
けど基本的には笑って見れました。最初から最後まで、ノリがよくて乾いた感じがすごく好きでした。

ところで私がこの監督の作品を語る場合のひとつめのキーワードは、<超絶技巧>です。同じキーワードでくくりたくなる監督に、「マグノリア」や「パンチドランク・ラブ」のP・T・アンダーソンがいますが、ピーター・ジャクソンの方が、より職人芸的で、商業映画に特化しているように思えます。
ピーター・ジャクソンは無駄を省いた密度の濃い、とんでもない物語を考え出し、それを写実的に描くことに徹底します。それまでのフィルモグラフィーから考えると「ロード」の監督になったことは大抜擢って気もするんですが(聖林謹製は「乙女の祈り」と「さまよう魂たち」のみ。ニュージーランド時代に頭がヘンだとしか思えない傑作ホラー・コメディ、 「ブレイン・デッド」 他数本)、よくよく考えるとまさに適任だったんじゃないかと思います。

二つ目のキーワードは<サディズム>です。
「ロード」でもなにげにフロドがずいぶんいじめられていましたが、この作品ではマイケル・J・フォックス演じる主人公が相当な目に遭います。しかしそのいじられ方は、ハッピー・エンドを約束する雰囲気を常に湛えているものの、あまりに逃げ場のない追い込み方に見えるので、登場人物に感情移入しながら見るヒトにはつらいかもしれません。「ロード」ではフロドに感情移入してたヒトはあまりいなかったでしょうから(苦笑)、それほど目立たなかったんだと思うのですが、引いた目線であのいじり方を見ていると、けっこうゾクゾクするものがありました(笑)。

ところで「さまよう魂たち」のあらすじは、こんな感じです。

交通事故を起こし、同乗していた妻を事故死させた主人公は、そのときの衝撃で死者の魂(=幽霊)が見えるようになる。その<特技>を利用して、彼は悪魔祓い師を生業とする。3人の幽霊を仲間に引き入れ、ポルターガイスト(やらせ)を起こさせ、それを鎮めたかにみせて、金を巻き上げるのだ。しかし彼が住む街には、実は強大な死神がいすわっており、その魔手はやがて、主人公が心引かれる女性に及ぼうとする。。


そして超絶技巧その1。ピーター・ジャクソンの脚本は、彼が表現したかったことを、的確に、無駄なく表現しきってると、いつも思わされます。むしろ無駄がなさすぎて、同じ長さの他の映画と比べると情報量が異常に多くなっているかもしれません。このあたりも、「ロード」を思い出して頂ければ、納得いただけるのかもしれません。ものすごい分量の物語を、実に手際よくまとめて映像化していたはずです。彼は自分の脚本を映像化するときも、あの手際のよさで対処するのです。
彼が既成の映画のジャンルについて、熟知しているのは間違いないと思います。しかし彼は、そのジャンルで使い古された語りの手順を踏まないことが多いような気がします。彼は自分が語ろうとする物語が、一番生き生きと見える手順で、一番観客にとって分かりやすい方法によって、語っていると思います。その点において、彼にはいっさいの妥協は感じられません。残念なのは彼の作風にホラーの要素の強いために、おそらく多くの観客を獲得できないことでしょうか。


そして超絶技巧その2。カット割りです。
非常に細かいショットをつないで登場人物の動きを分解しているんですが、これはもう見事というほかない気がします。なぜその行為をその方向からのそのショットで撮ろうと思いつくんだろうか? なぜその行為を分解して(モンタージュして)みようと思ったのか? と、見ててためいきがでるほど素晴らしいと思います。
しかも彼のカット割り(というかモンタージュ?)は、スクリーン上で起こっていることをリアルに観客に伝えることや、臨場感を出すことを目的にしています。おっきく言うと物語るためだけに非常に細かいカット割りを行うのです。
まるで自分の作家性を否定するかのような、映画に対する献身、物語ることへの徹底が、逆に彼の個性として浮かび上がってくるかのようです。

                              (明日につづきます。。汗)





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Last updated  2004.10.10 23:45:19
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のほほ  
ヒロン さん
おいら、さりげなくマイケルJフォックスのミーハー的ファンでございます。
(主演ドラマはチェックしております)
そのマイケルがホラー映画に出ていたとはビクーリ。
今度観てみますです。 (2004.10.11 00:12:21)

Re:のほほ(10/10)  
セビセビ  さん
ヒロンさん
>おいら、さりげなくマイケルJフォックスのミーハー的ファンでございます。
>(主演ドラマはチェックしております)
>そのマイケルがホラー映画に出ていたとはビクーリ。
>今度観てみますです。
-----
なんか意外だな。。
やっぱ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」かね?
夜中にやってたフォックス主演のコメディはおもろかったぞ?
みてた?? (2004.10.11 01:00:44)

お!来ましたね  
王道名なし  さん
私もブレインデッドは好きな?というかインパクトを感じさせる映画でした。LD持っているので近く見直すつもりです。

スパイ・ダーマン監督に抜擢されたサム・ライミもそうでしたけれど、ホラー系の監督は
頭の中でカッチリ絵が作れるから(アニメーター出身のティム・バートンもそう)、
CG全盛の今の映画に合うのかもしれません。

ただこの映画に関してはゼメキスとの愛称が悪かったのかなあ・・・ちょっと残念。
(トラックバック、させていただきました)
(2004.10.11 01:31:24)

Re:お!来ましたね(10/10)  
セビセビ  さん
王道名なしさん
>私もブレインデッドは好きな?というかインパクトを感じさせる映画でした。LD持っているので近く見直すつもりです。

あれはインパクトありますよねぇ。。
とても見ごたえありました。

>スパイ・ダーマン監督に抜擢されたサム・ライミもそうでしたけれど、ホラー系の監督は
>頭の中でカッチリ絵が作れるから(アニメーター出身のティム・バートンもそう)、
>CG全盛の今の映画に合うのかもしれません。

おお。。なるほど。。
そういう見方、新鮮ですっ。そして言えてると思いましたっ。


(2004.10.11 21:07:29)

Re[1]:のほほ(10/10)  
ヒロン さん

Re[2]:のほほ(10/10)  
せび さん
ヒロンさん
>ファミリータイズ、スピンシティはチェックしておりました。
>(せびたんが観てたという夜中にやってたコメディというのは、
>たぶんスピンシティのことでしょう)
>でも、両方とも全話観たわけじゃないんですけどね。

>DVDボックスが出たら、絶対買うんだけどなー。
-----
いいカンジのコメディやったねぇ。
気がついたら見てたって感じやけど、
もしDVDボックス買ったら貸してくれい(爆) (2004.10.12 19:33:32)

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セビセビ @ Re[1]:元気です(06/17) blue rose2792さん あそことはまた別のあ…
blue rose2792 @ Re:元気です(06/17) それはなによりでした。 ほっといたしま…
セビセビ @ Re:やっぱり!?(01/22) せしるんさん おぉ。。 だいたひかる…
せしるん @ やっぱり!? 私も鳥居みゆきを見たとき、戸川純を思い…
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