せび邸

せび邸

2008.11.19
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不覚にもかなり感動してしまいましたよ。。
なのでアニメのことは怖くて書けない、なんてことを日記に書いたばかりなのに、こうやって書いてしまうことになりました。。

話をざっくり説明すると、再会するのはアレルヤ(ガンダムの操縦士のひとり)とマリー・パーファシーでした。ふたりとも幼い頃から超兵機関というところで被験体として人体実験を繰り返されながら、戦闘に特化した超人兵士に育てられていたようです。でもその頃から、互いにワン・アンド・オンリーな存在だったようですが、アレルヤがそこを脱走して以来、別々の道を歩いていたようです。
アレルヤはガンダムのパイロットに(ちなみにパイロットはガンダム・マイスターと呼ばれ、全部で4人もいます)。
マリーは超兵機関に偽の記憶を植えつけられていて、ファースト・シーズン(全25話)の間は、ソーマ・ピーリスという人格でもってガンダムと敵対していたのです。ですがファーストの最終話で「ピーリス=マリー」であると気づいたアレルヤの、ストーカーチックな粘り強さが実を結んで、セカンドの7話目にして過去を思い出すわけです。

一方、離別するのは、ソーマ・ピーリス(=マリー)と彼女の上長だったスミルノフ大佐です。
「兵器としての自分」を意識するあまり、人間らしい情感に欠けていたピーリスが、スミルノフ大佐との交流の中で、「戦闘兵器ではない自分」に目覚めていく過程が、ファースト・シーズンを通して描かれてきたわけです。ファースト最終話ではピーリスは、敵であるガンダムに決定的なとどめを刺すことよりも、スミルノフ大佐の命を助けることを選ぶくらいまで、ふたりの絆は深まっていたのです。で、助けられた身でありながら職業軍人の鏡のような人格の大佐は、「これは軍人としてどうなんだ?」みたいな感じの叱責をするのです。それに対しピーリスは、
「あなたがいなくなれば、私には帰る場所がなくなってしまいます」

セカンド・シーズンが始まってからは、大佐がピーリスを養子に迎えるという話が進行していたのですが。。
ここにきて何のために存在していたのかよく分らなかったファーストの5話が伏線として持ち出されてきたりしてですね。。再会と離別、ということになりました。
3人が3人とも、カッコよくて、同時にせつなかったですよ。。

私はこれまで「ガンダム」というものを見たことがなくて(一番最初のシリーズで、ア○ロの性格が好きになれなかったことが大きい)、食わず嫌いはいけないと思って見た「ガンダム00」は、かなりおっきな収穫でした。
ここでの戦争は、個人の力をはるかに超えた力の象徴として描かれていて、すべての登場人物はその力の作り出す大きな流れ(=運命?)に翻弄されます(そういう意味では昼メロチックなストーリーっす)。ネットとかを見ていると、「女子向けガンダム(正確には腐女子向き)」「ちょいオタ向き(正確にはなんと書いてあったか忘れました)」などと呼ばれていて、コアな方々の評価は高くないようですが、私はコアではないので(←ここ、今回の日記で一番大事な部分ですっ!)、ちょうどいい感じで見れております





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Last updated  2008.11.19 16:14:51
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Comments

セビセビ @ Re[1]:元気です(06/17) blue rose2792さん あそことはまた別のあ…
blue rose2792 @ Re:元気です(06/17) それはなによりでした。 ほっといたしま…
セビセビ @ Re:やっぱり!?(01/22) せしるんさん おぉ。。 だいたひかる…
せしるん @ やっぱり!? 私も鳥居みゆきを見たとき、戸川純を思い…
セビセビ @ Re[1]:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) sally-1020さん ご無沙汰っす^^ 絶望…
sally-1020 @ Re:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) ご無沙汰しております。 先日は有難うご…

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