ボックリ博士

18,ヒマラヤスギ

マツボックリの仲間たち

ヒマラヤスギ(まつ科)    Cedrus deodara(Roxb.)Loud. 
                      (ひまらやすぎ属)

 分 布・ヒマラヤ、アフガニスタン、カシミール、ベルギスタンの海抜1,100m~ 4,000m 温帯の高地

 我が国には1870年頃渡来、耐寒、耐暑性があり、日当たりを好む。
 土地を選ばず、広く植栽される針葉常緑高木。
 樹高20~30m、直径1mになる。原産地では樹高50m、直径3m。

 球果は最大で長さ13cm、直径8cmになる。
 球果は2年型、長さ5~10cm、直径5~7cm。
 熟すと主軸を残して落下する。種鱗は広い扇形三角形で平たい。
 種子には翼がある。

 残った上部の部分は,バラの花のように見えることから、シダ-ローズと呼ばれる。

 世界の三大公園樹のひとつ
シーダーローズ
つくば市・筑波大学にて採集  バラの花のように見える(直径8cm)

ヒマラヤスギ
栃木市尻内・永野川辺にて採集(長さ9cm、直径6cm)





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