本日*晴天なり

本日*晴天なり

都大会までもうちょいらしいよ


「今日、レギュラー陣にはボールを打てる範囲を限定してのラリー対決を行ってもらう。
 いわゆるゾーン練習だ。」






私が男子テニス部のマネージャーになって3日も経ってないのに、早くも都大会のための練習が組まれております。
変態国光くんでもやっぱり部長なのね…
信じられないくらい凛々しく見えるよ…


「とりあえず、プレイスタイル別にみんなを分けるとこうなる…」


乾先輩が続いて説明し出したけど…やっぱマネージャーは乾先輩だけで良いと思う笑)


「『カウンターパンチャー』の大石・不二・海堂。
 ベースライン上での安定したストロークで粘りつつ相手のミスを誘う。

 『アグレッシブ・ベースライナー』の河村と桃城。
 同じベースラインプレーヤーでもパワー(筋力)を生かして攻撃的なプレー
をする二人。

 『サーブ&ボレーヤー』の菊丸。
 俊敏性と反射神経の良さを生かしてネットプレー中心のスタイル。

 そして『オールラウンダー』の手塚と越前。
 総合運動能力に長けている為、応用の利く器用さを持っている。」


ほおほおw


「今回は『カウンターパンチャー』と『サーブ&ボレーヤー』が全面を守っ
て、『アグレッシブ・ベースライナー』と『オールラウンダー』が半面から
の攻撃の5ラリー対決!
ネットや斜線のゾーン以外に打つとその時点で負け。
負けたらこの乾特製野菜汁を一気に飲まなくてはならない。」



そう言って、乾先輩はめっちゃ濁りまくってるドリンクを見せた。
どうやら、前回乾先輩が作っていたドリンクは今日のためだったらしい。
河村先輩曰く、そのドリンクは乾汁と呼ばれ恐れられているみたいで…(昨日部活の後に聞いた)
皆乾汁を見た途端に物凄く嫌そうな顔したし…飲めるんかな;




「心外だな。身体には良いんだ。
 味の保障はしないが。」



「ダメじゃないですか;!!!!!」





まあそうこうしているうちに早くも始まるようです。



「だ、大丈夫かな;」

「大丈夫っすよ。」


流石に心配していた私の横にリョーマがスッと現れた。



「要するに、半面側は5球以内に決めれば、その変なの飲まなくてもいいんっ
スね。」

「そう。
 俺達全面側は5球しのげば勝ち!」



リョーマも大石先輩もそうは言うけど、負けたら大変そうだ…;
ていうかリョーマ可愛い。(違
しかし乾先輩があんなにも嬉しそうにして…





「どんだけ凄い汁なんだろ。」















「逸水が汁と言うと…何だか卑猥に聞こえるな…///」










「そう思ってんのお前だけだから(゚□゚)!!!!!」












いつものように拳が国光の顔に減り込みました。
国光ダウーーーーン!!!!!



「早速始めましょう☆」


「ああ…;」(乾)



みんな倒れてる変態を見てるけど、ホント気にしなくて良いから。




「あ、最初は河村先輩と薫ちゃんなんだね☆」


「かおっ…!!!!?」



薫ちゃんと呼ばれていきなり噴いた海堂くんは、口をパクパクさせて私を見た。




「あ、駄目だった?」

「駄目に決まってんじゃねぇか!!!」

「良いじゃんか。
 同学年なんだし、 馴れ馴れしくさせろよv





なんだか薫ちゃんは虐めたくなるんだよね。
何でだろ笑)
満面の笑みでこんなこと言ったもんだから、薫ちゃんはたじろいでいました。
ごめんよ。でも呼びたいしw
ただでさえ強面なのに、眉間にシワ寄りまくって凄いことになってるよ!!!!
仕方ないから…








「お願い…薫ちゃんて呼ばせて…?」







女の子の良いところは身長差で上目遣いが自然に出来るところだと思う笑)
首をちょっと傾げて上目遣いでお願いしたら、薫ちゃんは顔真っ赤にして逆に困っちゃったみたいだ。
しばらくして、








「…わかった…好きにしろ…///」


って折れてくれたけど☆

イエーイwヤッター笑)
真っ赤な薫ちゃん可愛い~vvv










ふふふ、もう私は落ちるとこまで落ちるよ…
リョーマと英二先輩のせいで何かがふっきれたもん。
やっぱ学校生活ってさ、青春と呼べるものにしなきゃ損じゃん!!!!









「よっしゃー!!!!!
 薫ちゃん、いっちょ行って来い!!!!
 河村先輩もバーニングですよ!!!!!(←河村先輩がどういう人か練習中に学んだ)」




「ハハハハハ!!!!!
 オーケイ!!!!
 少年カモーン!!!!!!」






おおっ!!!!流石だ!!!!!
面白いくらい燃えてるぜ!!!!!









球出しは不公平がないように乾先輩が出して、その後いきなり薫ちゃんの技が炸裂した。
そうかそうか。あれが噂のスネイクとやらだね。
乾先輩にデータ貰えて良かった☆
大まかなデータではあるけど、マネージャーとしてこれくらいはやっておかないとね~。
ふむふむ…凄い技だなぁ…
綺麗にカーブしちゃったりしてる…

しかし、河村先輩の力には勝てないんだなぁ;
結局粘り切れなくて薫ちゃん負けちゃったし…そして乾汁を飲んでコートを飛び出して行ったわけで。


















乾汁…恐るべし…( ゜д゜;)












そして、大石先輩に桃、不二先輩にいつの間にか目を覚ました変態部長、リョーマに英二先輩と対決して
いったわけで…負けちゃった大石先輩とリョーマが可哀想だ;



え?不二先輩?


だってあの人美味しいって言ってたから良いんじゃないかな?







その後は、都大会の組み合わせが決まったことを竜崎先生がみんなに報告して、練習再開でしたw
トーナメント表を見て、青学がどこにあるのか確認してみた。
やっぱ強いんだな…シードに入ってるもんね…あれ?


「ん?不動峰って…もしかして深司達の学校?」

トーナメント表を隣で見ていた国光に聞いてみる。

「ああ。」

「そうなんだ~、不動峰とは最初に当たらないみたいだから良かったなぁ。」



「逸水先輩って不動峰の人達知ってるんだ?」



リョーマが後ろから声をかけてきたのでクルッと振り返った。



「あ、うん。知ってるって言っても、深司とアキラくんだけだけどねw」

「深司って伊武さんか…アキラって?」

「神尾アキラ君だよ。知らない?」

「あ、海堂先輩と試合した人だね。」




まだ転校してきてなかったから試合見れなくて残念だったな~。
深司の頑張る…頑張ったんだよね?
まあ、勇姿を見ておきたかったなw
何故なら好みのタイプだからねvvvv(え
美少年は良いですね~w
今日にでもメールしてみようかな☆
もっとお近づきになりたいし…




「…先輩、顔ニヤけてるよ。」

「えっ!!!?嘘;!!!!」



自分の顔パシパシ叩いて我にかえる。
ヤベー…一人でニヤニヤしてたらただの変態じゃん;



「何考えてたの?」



下から顔を覗き込まれて、ちょっぴり恥ずかしい気持ちだよ;
ていうかその可愛い動作をやめなさい(え





「おチビばっかり逸水ちゃんと話してズルイにゃー!!!」

「うわっ!!!」


前から思いっきり抱き締められて逸水ビックリ!!!!
てか苦しいよ!!!!



「ちょ、先輩苦し…;」

「逸水ちゃんは良い匂いがするにゃ~vvv」

「ズルイっすよ!!!俺も!!!」




私の抗議聞いてませんね。
リョーマ君まで何言ってくれちゃってんの!!!
それにしてもおかまいなしにはぐはぐされちゃってます。
いや~、可愛いんだけどね!!!!
でも苦しいんだよね!!!!







「菊丸!!!俺の逸水にベタベタするんじゃない!!!!」



「お前のじゃないから!!!!」






変態部長の助け舟を見事に叩き壊しちゃったぜw





「英二!!椎名さんが苦しがってるだろう!!!」

「うわぁ~!!!」




大石先輩が英二先輩を引き剥がしてくれたので逸水は感動です☆




「ありがとう!!ママ!!!」










「えぇぇぇぇっ!!!!!!」(大石)

「ママって…普通ママって言うか!!!?」(桃城)

「椎名はいつもいきなりだな。」(乾)

「クスクス…確かに大石は母親みたいな役回りだよね…」(不二)

「ふしゅ~」(海堂)

「だ、だけど大石は仮にも男だし、パパって言った方が良いんじゃ…;」(河村)




河村先輩ったらそういう問題か?
もう、大石先輩すっかりフリーズしちゃったよ。






「ママ…ごめんね…こうやって呼ばれるのは嫌かも知れないけど、私にとっては本当のママみたいなんだ
 もん!!!」





何故か演技入ってますが、ぎゅっとママ…大石先輩に抱き付いて謝ってみる私。
大石先輩は火がついたように顔を真っ赤にしたけど…
































「良いのよ…だけど貴女には困ったものね…(頭なでなで)」






























キャ、キャラ違う(゚□゚;)!!!!!!!!!!








でもこれはこれで面白いので、このまま行くことにします。







「ママ、私のことは椎名さんなんて他人行儀な呼び方やめてね…?」

「わかったわ…これからは逸水ちゃんって呼ぶわ…」






ヤベ。
本当にお母さんに思えてきた。

なんか話し方とかお母さんっぽくなってんだもん。





「こうなったら、パパは部長だよねーw」

「俺がか!!!?」

「確かに…手塚先輩は老け…い、威厳があるしな!!!!」

「これから部長と副部長はそういう役回りだからvvv」


二人の肩をポンポン叩いて一件落着☆






「さあ!!!練習を再開しようじゃないか!!!!」


「お前がそれを言うのかよ!!!!」


「桃ナイスツッコミ!!!!
 リョーマは早く乾汁飲んじゃいなさいよ!!!!?」

「げっ…;」




その後リョーマ君は、乾汁を全部飲んだのは良いものの、ダッシュでどこかに行ってしばらく帰って
来ませんでした。
やはり、乾汁の威力は凄まじいのだね。









おまけ ~練習中の乾先輩との会話~





「乾先輩、あの汁の改良はしないんですか。」

「今のところ、その必要はないだろう。」

「マジでか。」

「ところで椎名、やはり女の子が汁という言い方をしてはいけない。
 俺まで卑猥なことを想像してしまうだろう?」


「手塚病がうつってますよ!!!!!?」


「今度椎名には新しいドリンクを試してみようか。
 色は白で、少しドロッとさせるのが良いだろう。」












「シ・モ・ネ・ターーーーーーー(゚Д゚;≡゚Д゚;)!!!!!!!!!!!!!!!!」










○あとがき
みんな壊れてしまえば良いんだ☆(え
兎にも角にも、手塚と大石と乾は壊れました。



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