PR
Calendar
Comments
2008年10月21日(火) 34日目
ダッカを早々と後にして、クルナと言う所へ来ました。
クルナと言うのに、来てしまって良かったのか? などと、オヤジギャグ
飛ばしたくなるような地名です。
本日は、バングラデシュで一番高級とされるバス会社、ショハグ社の
Volvoに乗って移動しました。ミネラルウォーターに、お菓子のサービスも
あり、このようなティッシュもサービスしてくれます。
そして、彼が切符切りの、ヨォンユス君です。ビーマンのCAになりたい
そで、その為には、このようなバスの乗務員経験が必要らしいです。
6ヶ月間、行うと言ってました。ヨォンユス君、親切過ぎると言うか、
懐いて来ると言うか、暇さえあれば、一番後部座席の僕の所へ来ます。
チップを要求するでもなく、どうも外人に興味があるだけのようです。
ポッタ川(ガンガー)を、フェリーで渡る為にバスが並んでいます。
ここでフェリー待ちと川を渡る為に、2時間を必要とします。
フェリーの上から、撮ったポッタ川(ガンガー)。
汚い泥水の川です。インドの沐浴で有名な、ヴァラーナスィーなどを
通って来ますので、人間を焼いた灰や、子供の死体なども流れて
来ているはずです。
こんな大きな川、川幅も、ものすごくあるので、橋を作るのは、今の
経済と技術のバングラデシュでは、難しいのでしょう。
約、9時間のバスの旅でしたが、エアコンも効いているし、従って、
騒音も少なく、快適な旅でした。因みにお値段は、650タカ、1000円です。
やっぱりちょっと高いですよね?
乗っている人も、バングラ人ですが、皆さん、お金持ちの人のようです。
ローカルバスに乗る人たちと、明らかに、見た目が違います。
さて、クルナの町へ着いたら、もう夕方、薄暗い時間でした。
ホテルへチェックインして、すぐにネットカフェを探しに出かけました。
ネカフェありましたが、残念ながら、日本語が読めません。
コルカタへ行くまで、アップ出来そうもなく、諦めです。
で、地元食堂へ行きましたら、こんな女性が食べていました。
僕は、始め親子かなー? 年の差がすごくある、姉妹かなー?
などと、観察しておりましたが、な、なんと、21歳の同い年なのです。
絶対にそうは見えませんよねー!
何故、写真を撮ることになったかと言いますと、僕が食堂に入り、
彼女達が食べているものを指差し、あれと同じものを下さい、って
言ったのです。そしたら、例の如く、彼女達も、どこの国から来ましたか?
と聞いて来ました。(マトンハリムって言うのを食べました)
質問者が、野郎どもなら、無視するか、逆質問して、混乱させるか、
するのですが、彼女達には、丁寧に答えました。
すると、すると、そっちのテーブルに移って良いか? って聞いて来るのです。
断るべき理由は、何もありませぬ。 「何なら、ホテルへでも一緒に?」
などと、言う訳はありませんぞ。(考えもしませんでしたからね!)
で、話が弾みました。大学生です。
明日、見学に行くバゲルハット出身で、クルナに下宿して勉強しています。
左側の子は、写真より、実物の方がずっと可愛いです。唄を唄ってくれって
頼んだら、食堂で、ほんとに歌ってくれました。
バングラには、日本発明のカラオケがありません。
カラオケって言う世界語を、彼女達は、知りませんでしたから。
そして、問題は、支払いの段になって、気づきましたが、彼女達が、
僕の分まで払ってくれていたのです。
そりゃーまずい、いくら「貧乏旅人」でも、どんだけ「ケチな男」でも、貧乏国の
女学生に、ご馳走して貰っては、経済大国、ニッポンの一員として、恥ずべき事である!
と、お金を渡そうとしましたが、受け取りません。
言うことが、泣かせるじゃーありませんか!
私達、日本人の人と、初めて話しをしました。とってもとっても、嬉しいです。
あなたは、私達のゲストですから、私達に払わせて下さい。
と、このように言うのです。
もう、参りましたねー。
その前に失敗しているのです。名前と住所を教えて欲しい、と、
言われたのですが、名前だけ紙に書いて、住所は書きませんでした。
文通も面倒だなー、と思ってしまったのです。
ご馳走になったからと、今更、住所を追記する訳にも行きませんので、
ただ、ただ、ありがとうって、繰り返すだけです。
見てください! アジアの星一番さん、微笑んでいます。
一緒に食堂を出たのですが、別れ際、私達のことを忘れないで下さいね、
これ見て思い出して下さい、とボールペンをくれました。
どのような対応をしていいやら、さっぱり、分からず、右往左往とは
この事かと、知った次第です。
日本の良さを知らしめるべき所、これでは、すっかり評判を落としました。
住所でも聞いて、写真でも送るような、手はずをすれば良かったのです。
イカンなー! しっかりせい! アジアの星一番!
そんな事じゃー、アジアの星一番でなく、アジアの星百番程度に
格下げするど! と、自分を叱り付けて置きました。
追記
先ほど(10月23日夕方)、コルカタに着きました。
バックパッカーがひしめく、サダル・ストリートに宿を取りました。
さすが、IT大国、バックパッカー通り。日本語可能なネット屋、
すぐ見つかりました。これで返事書けます。
バングラ人質問撃退法 クシティアからダ… 2008.10.22 コメント(4)
クシティアと、宗教詩人ラロン・シャハ 2008.10.22 コメント(9)