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2008年10月29日(水) 42日目
もっと長く居たい想いの、ブッダ・ガヤーを離れねばなりませぬ。
宿の前の通りには、アヒルに、犬に、ヤギさん達が、仲良く歩いたり、
寝そべったりしています。豚さんに、鶏集団も近くにいますが、餌漁りに
忙しく、記念撮影に間に合いませんでした。
ブッダ・ガヤーには鉄道駅がありませんので、およそ15キロの地点にある、
ガヤー駅まで、リクシャーで戻らねばなりませぬ。汽車の飛び乗りは危ないと、
身体の痛みで覚えましたので、かなり余裕を持って出かけました。
で、駅前で、昼食を食べることが出来ました。
プリー行き、プルショッタム急行は、3番腺、13時42分発と電光掲示板に
記載されています。チケットを確認すると、あら、珍しや、5分早まっています。
遅れることが、異常と思われないインドでは、珍しいことであります。
しかし、その時間になっても、列車はやって来ませぬ。来ませぬどころか、
3番腺には、ヴァラーナスィー行きの列車が入って来て、発車する素振りは
ありませぬ。 どけ、そこ! プリー行き列車が入って来れんぞ!
などと、うろうろしていると、アナウンスで、「プリー、1番腺」と言うのが
聞こえました。ヒンズー語か、ベンガル語か、分かりませんが、その、
「プリー、1番腺」、だけは、良く聞こえました。
慌てて、1番腺への歩道橋を、エッチタオッチラ、登って降りた頃、列車は
やって来ました。やれやれ、と、列車名を確認すると、紛れもなく、
「プルショッタム急行」、であります。
自分の席を探して、着いてみると、シーツはシワシワで、誰かが使った後の
ようであります。 「なんじゃー! これは! 誰かおらぬか!」、と声を張り
上げますと、清掃係りのおじさんらしき人がやって来ました。
「ん~? おかしいなー?」 と言うような顔をしています。
「はよー、片付けんか! このー!」、と言おうとしたら、チケット見せてくれと
言いおります。
「ええよ、ほら、これじゃ、31席と書いてあるじゃろ!」
と、自信たっぷりに見せました。
そしたら、「あー、こりゃー、違う! 降りて! 降りてー!」
と、手を持たれて、引っ張られてしまいました。男に手を握られるのは
嫌いなんですけど。
「な、なに、すんだよー!」、と聞いて見ますと、この列車は、プリーから来た
もので、デリーへ行くと言うのです。さらに聞いてみると、列車名は同じで、
デリーからプリー行きは、2番腺に入って来る、と言うのです。
出発してしまうから、早く降りろと、2番腺側の、線路の方へ降ろされました。
ホーム側でなく、線路の上に降ろされるのが、インドらしいなー、などと、
余裕こいておったのでありまするが、考えてみれば、反対方向へ行ってしまった
かも知れぬ、危ない状況だったのであります。
で、2番腺ですが、ほどなく、本当に列車がやって来ました。日本なら
当たり前なのですが、嬉しいですねー! 目的の列車がやって来ると。
喜び勇んで、再び、2Cの31番席へ行きましたです。
そしたら、また、「ありゃー? ありゃりゃ?」、です。
赤ちゃんを抱いた若い奥さんと、その旦那らしき、二人と半人前が、僕の
席を占領しているのです。すかさず、車掌を呼んで、席をどかさせようと
致しました。だって、苦労して、入手したチケットですからねー。
そしたら、その二人、向こうの席へ行け! と言うような素振りなのです。
僕は、首を振ります。しかし、お二人、しつっこいです。
ですが、車掌が許しません。毅然たる、態度で、そこどけ!と言ったように
思えました。
いやいや、彼らは、反対側の席へ移動しましたが、大きな荷物が、その
間を占領して、僕の足の置き場もない位です。
おまけに、赤ちゃんを抱きながら、ぶつぶつ、「ジャパニーズ・・・、」、と何度も
口にしているのです。こっちも、しらばっくれていますが、険悪なムードです。
しょーないから、不貞寝していたら、1時間ほど、ほんとに寝てしまいました。
こんな雰囲気で、明日の朝まで、いるのは嫌だなー、と思っていたら、ふとした
きっかけで、話し出し、なんだ、良い奴らじゃーないか、と分かりました。
又々、給料や物価の話になって、
タマゴ1ヶ 30円。 えぇー!
寿司1ヶ 安いので100円。 えぇ、えぇー!
寿司1ヶ 高いのは、1000円。 ぎゃー!
などと、一々、驚いてくれます。その彼らです。
夫婦かと思っていたら、兄嫁と義弟でした。女性の写真は、悪いと思って
撮らなかったら、私のも撮れと、要求されました。
美人なのですが、はっきり言って太めです。言い換えると、デブです。
赤ちゃんが産まれるので、里帰りしていたようです。結婚式のアルバムを
持っていて、一枚一枚、全部説明付きで見せてくれました。
険悪ムードは、どこへ行ったやら、でありました。
翌朝、2時間遅れで、プリー駅に到着しました。
14時発で、翌朝7時着ですから、17時間かかった事になります。
プリーって、こんな田舎町です。
バックパッカーには、有名な宿、サンタナを目指して歩きます。
世界遺産 ハンピ 一寸法師とお猿さん? 2008.11.20
世界遺産 ハンピ東遺跡群 2008.11.20