挫折と失意と狼狽と赤面の記憶

ブログのコンセプトは、ブラックホールに放り込みたいカテゴリーしか思い浮かばなかった。それでタイトルもそれらを羅列した。しかし、ブログを仕舞う時期のことを考えて、希望的で前向きなカテゴリーも追加した。果たしてエンドハッピーにエントリー出来るかは全く未定である。ブラックホールの先にトンネルがあり奥に進むとホワイトホールに繋がっているらしい。

このブログを始めたのは、腰のこぶ（瘤）の切除手術を受けるか迷った挙句、全身麻酔・切除・皮膚移植の大手術で大学病院に入院・通院した時期である。再発や転移することなく 2年が過ぎた。6ヶ月毎にCT検査を受けているが、頭のてっぺんから下半身まで360度レントゲン撮影なので当該部位のみあらず、疑わしい臓器の所見（医見）も出て、もちろん下の具合の進行状況も丸見えになる。コロナ禍の昨今は肺に関心があるらしく齢のわりにはキレイですとコメントが付いていた。CT検査時に造影剤を点滴するので、腎臓機能チェックのため事前に血液検査を受ける必要がある。せっかく採血するのであれば最大限活用するのが患者の特権で、3項目検査を追加交渉すると若いイケメン担当医は毎回追従してオーダーを作成してくれる。

この大学病院の経過観察受診とは別に、毎月クリニック通院で HbA1cを測定してもらっているが、その数値を比較評価するために他所で測定するのが重要だと考えている。下の具合の進行状況を示すPSAは特定健診の範囲以内で対応してくれて安心できる。3番目はCRPで採血時点に限り体内に炎症や何らかの障害の有無を判定するものです。コロナ感染はもちろん単純な発熱や重度の疾患に罹っていないか解かるはずだ。6ヶ月毎にほぼ全身CT検査と血液検査によって、年1回の特定健診より詳しい健康診断が出来ると素人考えながら納得している。診療目的以外の検査をオプションでやっているのは健康保険の無駄遣いだと非難しないで下さい。

何十年か前のわが身を顧みれば日々、挫折と失意と狼狽と赤面の記憶しか残っていない。 往生際の意味を知れ！