PR
Category
Calendar
Free Space
Comments
Freepage List
皆様、おはようございます。
雪が降るのかなぁ~って思うくらい、昨晩は冷え込んでいましたが、
今日の仙台は、天気が良くなりそうな朝を迎えています。
2011年、今年は、どれだけのお別れをしてきたでしょうか、、、、
今日も、夫婦で葬儀に参列してきます。
度々、登場した「花と桜」の(ミニチュアダックス)お爺ちゃんです。
ややこしいですね。家で預かっている犬の飼い主であるOさんの、
お父様が旅立たれました。
震災の時に、病院にいて難を逃れ、
Oさんから、家が津波で無くなったことを聞き、病室から飛び降りようとした。。。
5年前、奥様を(Oさんの母親)、心臓発作で突然亡くし、
それから、男二人で、イチゴの栽培とお米など農家の仕事をして、
そして、Oさんは私の主人とお仕事をしてきました。
震災後、行くところも無ければ、未だ土地の処理もできずにいる現地は、
皆、どうすることもなく仮設にいる。
Oさんは、バリ島に行っている訳です。
そして、胸騒ぎがすると、10日ほど前から日本に戻っていました。
そして、20日の晩に、お父様は旅立ちました。
この、5年の間に、お父様は癌になり、手術を繰り返し、
2年ほど前からは、パーキンソン病を患い、そして私がバリ島に行っていた
9月には、脳内で出血を起こして、ほぼ心臓だけが動いている状態でした。
Oさんが、言います。
「親父も、俺も、やっと解放された」
命はとても尊いもの。
無くなっていい命はないと思う。
でも、Oさんの言葉は、この5年辛かった生活を物語、
そして、とてもお父様を大事にされたからこそ、按じる言葉に感じられました。
私達夫婦も、今からお別れに行って来ます。
天国で奥様と逢い、昔の思い出話をしたりして、
ゆっくり休まれて欲しいと切に願います。
人の人生は、どんな場合でも幸福を得られるように神様は与えていると思っています。
病気であっても、苦難が何度も襲おうとも、
幸せを感じるのは、物ではなく、人の心だと。
だから、何も無くなったOさんだけど、
俺は幸せなんだと語れるOさんの心に、更なる幸せの光が注がれることを、
心から心から、願うsenでございます。
sen