仙台の達人/仙台TOP10・仙台ベスト10

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仙台学



●熊野信仰

和歌山県=紀伊国の熊三山への信仰で。907年の宇多天皇の参拝以降、皇族や貴族武士に流行した。

古代から、死者の国、根の国という他界観念とむすびついて、神聖視された。

八尺只烏を図案化した牛玉宝印、

絵解きに使われた熊野曼荼羅などがあり熊野信仰がひろまっていく。

江戸時代後期の伊勢参りにもこの熊野三山や金毘羅がパックされていることも多かった。

この熊野神社には田村麻呂が戦勝祝いの宴で相撲をはじめ、川を境とする両集落の若者同士の対戦で、買った側の豊作を約束したことにちなんで、泣き相撲という行事がある。

この若者の同士の争いの際に流血になったがため、子どもの泣き相撲になったという。






●金華山信仰

講も全国的に流行した。これは江戸時代中期以降のこと。

金華山の神のお姿は女性だというので、女の人はいってはいけないともされていた。



●観音信仰(三十三観音札所・七観音)

三十三観音巡りと切実な祈り/ポックリ信仰/流行神(はやりがみ)と民間信仰

 ●他の地の2つの三十三観音巡りと合わせて百観音とするところがおもしろいと感じます。この百観音は江戸庶民によって支持されました。こうしたことにより、1年限りでなく、持続性のあるものとなるのです。それぞれの思いは、お守りの表書きのように家内安全、商売繁盛、受験合格、など効能書きのようになってしまいますが、それぞれにかかえた人生の中での祈りは深く訊ねれば訊ねるほど深みがありあたたかいものです。

 ●ポックリ信仰は水子信仰と同じく、現代社会の生み出した信仰です。現代社会の合理性と、現代社会なのに捨てられない呪術的な信仰の対比が複雑な思いを呼びます。

ポックリ信仰は、拝めば長患いをしない、嫁の手を煩わし、いやな下の世話をしてもらうことなくポックリと死んで極楽往生できるというものです。有名なものには山形市長谷堂のコロリ観音と呼ばれる如意輪観音、山形市下東山風立寺のコロリさま(ポックリさま)と呼ばれる阿弥陀如来、徳島県の地福寺のポックリ地蔵があります。

 ●流行神(はやりがみ)と民間信仰は呪術的な現世利益が多く、個人個人の魂の救済とはまたべつなところにあるようです。

流行神(はやりがみ)は古くは旅の行者や巫女がその霊験の宣伝をしました。現代では、インターネットやテレビなどのメディアがその一端を受け持ち、遊びのようなまじない的なブーム(佐川急便のふんどし、くねくね人形)であったり、業者の商品販売(おねがい子猫の置物、幸福になる絵)のための宣伝であったりします。

はやり神は、江戸時代に多く、神仏や境内社に現世利益的な霊験を付け加えて宣伝するものです。現在日本で信仰されているもののなかには、こうしたはやり神がうまく土着したものが多くみうけられます。

それらの教えは体系化されてはおらず、基本的には未組織の信仰です。ですから、教祖や教主ははっきりしない雑然としたものです。また、社会や家にまつわる信仰を大切にする背景がありますから、重層的です。












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