いい会社ってどんなだろう

いい会社ってどんなだろう

2007年07月02日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 7月になって最初の月曜日。
雨で 山肌からは水蒸気が上がっています。

今日の天候.jpg

 早いもので 2,007年ももう半分が過ぎてしまいました。
この間 半年分の成長はできたのでしょうか・・・
そんなことを自問していますが 皆さんはいかがですか?

成長と自信を共有する研修会 も いよいよ来月に迫ってきました。
いきなり研修会では 十分な理解が得られないだろうと
今月は 毎週月曜日に30分程度の時間をいただいて


 今日はその第一回目。
なぜこんな研修会をしようと考えたのか?
全体を通じて何を伝えたいのか?
といった事について 私から話をしました。


banner_04.jpg 応援のクリックお願いします。
ランキングとモチベーションが上がります



 この3年間 今までとは違った活動をしています。
ものづくりや 技能といった切り口のものは従来と同じですが
会社全体のビジョンや雰囲気への取り組みは
今までになかった活動なのです。

例えば考え方では
経営理念から行動指針 にひろげ 浸透を図っています。 

社内の話し合いの雰囲気の醸成を図っています。

採用も若手の育成の場 として位置づけました。
会社を知った上で自ら会社を語る その経験を通じて
第三者の目で会社を眺めて見る・・・

採用の過程で 深く人と関わるのも魅力的です。

人事評価 も ウデに偏りがちだったものを
会社の永続をキーに見直すことで 他人と関われる人を
もっと評価しようという方向に変化してきました。
自分ひとりで頑張るより 自分の技能を教えて3人で頑張ったほうが
アウトプットもそして人の成長も大きいという考え方です。
プロジェクトに参加する社員が自らそういう結論に達したのは
意義深いと感じています。


 ところが プロジェクト以外の社員からは期待に反して
大きな理解が得られていません。
むしろ仕事以外で忙しい時期に抜けることへの反発も大きい。

 今苦しくても軌道修正すべき
このことを 説得ではなく 納得のレベルで受け止めてもらう。
受け止めようとするきっかけにする・・・
この研修会の意味はそこのあるのです。
とにかく中身を解ってもらわないことにはなんともなりませんね。

 いきおい 説明に終始してしまいそうですが
そこは研修会。
参加者に考えてもらうことを通じて 発表者ばかりでなく
聞く側にも研修効果が出るようにしたいものです。
そのためにも 今から雰囲気作りをして
“理解しようとする姿勢”作りに入ります。


 さて なぜ今価値観なのか?
そこから説明してゆきます。

 この会社は 世界に一つしかない機械を設計して作っている会社
当然 技術力は大切です。
でも ウデだけでは技術力とはいえません。
社内に話し合いの風土がなければ 技術力が健全に
伸びてゆくことは難しいのです。

技術って.jpg

 技術で生きようとする会社だからこそ 技術の発展を
サポートする考え方や価値観といったハートの部分が大事なのです。
そのため 現在はこのハート マインドの部分に集中的に
資源投入しているのですよって・・・

技術ってハートもいるよね.jpg

・・・とこんな感じでしょうか・・・

 今まで こういう説明をしてこなかったので
この教育はどういう意味があるのだろうか?
他社の人に会社を説明するなんて負担が増えるよ。
行動指針は分かるけど うちは技術力で勝負する会社。
そこに注力しないでイロイロやっているけど・・・
そんな思いもあったかもしれません。

 施策のそれぞれが山のように重なり合って整理
できない状態なのでしょうか?

やっていることは脈絡がない?.jpg

 そんな思いから 自分たちを変えてゆくことに
積極的になれない一面があったのかも知れません。

 ここで整理して伝えて行くのがいいのでしょうね。
良い会社のマインドを構成する・・・と私が考えている
それぞれの要素
価値観 ビジョン 知る 語る 誇る 学ぶ ・・・・
そこに 今までの施策を貼り付けて見ます。

整理して見ると.jpg

 なんとなく・・・・かもしれませんが
一貫性が見えてくるでしょうか?


 来週からは 実際にやっている施策について
中心となるメンバーから 内容や 実施したことで得た気づき
これを中心に話してもらうつもりでいます。


 この報告の後 何人かに印象を聞いて見ました。
まずは分かりやすかったかどうか?
プロジェクトに参加したメンバーからは スッキリ の
お墨付きがいただけましたよ。
もう少し聞いてゆくつもりでいます。


自分が一番刺激を受けてるね
banner_04.jpg


ステッチヘッド 画像クリックで毎ナビ掲載ページに!


tsp550





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月03日 16時13分18秒
コメント(8) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


こんばんは  
以前の例えの中で頭と体の話がありましたが、今回の研修会でより一体感が出てくると良いですね。

頭が考えた事を、実行する体が運動不足だと思うように歩が進みません、
いきなり激しい運動ではなく、まずは準備運動からでしょうか?そのためにもコミニュケーションが大切なんですね。
(2007年07月02日 19時36分27秒)

Re:こんばんは(07/02)  
sennjyou3033  さん
タッキーGOGOさん
-----伝えるって難しいって感じますね。
伝えることに何の意味があるのか そこに意義を感じなかったらとっくにやめてしまっています。
みんな仲間なんだから・・・是非同じ夢を見て欲しい・・・
この気持ちが消えない限りは頑張れるかなって・・
トヨタ自動車でもトップはそんなに教えてくれなかった記憶があります。
それで少し誤解したりする・・・
やはり語りかけ少しづつ理解してもらう このしつこさが大事だって思っています。
(2007年07月02日 21時48分15秒)

常にテーマです  
七星 さん
こんばんは。七星です。
人事評価については悩ましいですが、進めていかないといけない課題ですよね。私は評価される側ですが、常に意識をしている部分です。 (2007年07月02日 23時05分07秒)

Re:常にテーマです(07/02)  
sennjyou3033  さん
七星さん
-----こういう人を評価しますよっていうことですから会社としての明確なメッセージになると考えています。
多くの人と関係を良好にして後輩や部下を育てる人を奨励する・・・これって本来あるべき姿だと思うのです。
もちろんシステムの想定外のことが起こったら柔軟に対応するつもり。
完全なものではなくても次第に完全に地被けてゆくという考え方でスタートしました
(2007年07月02日 23時22分41秒)

アプローチし続ける。  
平岡 さん
自社がやっていることを経営陣やそのメンバーが
とにかく伝え続けることは本当に大切だと感じます。

歴史が、理念が、ビジョンが文化として
会社全体にいきわたる為にも。

組織が更に大きくなった時に、
その価値は生きてくると
最近様々な会社さんをお手伝いして
感じます。

それをサボった会社さんは、今本当に大変です(笑)。 (2007年07月03日 10時12分27秒)

Re:アプローチし続ける。(07/02)  
sennjyou3033  さん
平岡さん
-----社内の価値観って その会社の当たり前ですからね
いったん素敵な価値観にまとまったなら 後は当たり前にやってゆけばいいのです。
多少苦しくても 皆がやっていることですからね。
逆に “どうでもいいや”ってなるとここから苦しい方向に抜け出すのは大変なこと。
数年単位の活動エネルギーと 強い意志の継続が必要となります。
社内の共通言語も それを反映して変化するのでしょうね。



(2007年07月03日 10時23分06秒)

楽しみにしています  
カナガワ さん
8月の自主的な研修会楽しみです。イベントと日常活動の繰り返しが大切だと最近強く認識していますが、なかなか日常のところが難しいです。 (2007年07月03日 17時42分04秒)

Re:楽しみにしています(07/02)  
sennjyou3033  さん
カナガワさん
-----そういう意味では この1ヶ月は日常レベルよりたくさん語りかけることになりますね。
来週からは各プロジェクトのメンバーが話します。
これはリハーサルの意味もあるのですがね。
わかってもらえる資料を作っているはずですが あくまでも自己満足。
社員の理解度をフィードバックしてゆく過程で メンバーと社員の間に会話が生まれます。
これがまた狙いとするところですね。
(2007年07月04日 08時50分39秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sennjyou3033

sennjyou3033

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: