妊娠前


結婚当初から、子供は、出来たら欲しいけど、出来なかったらそれはそれで二人で楽しむのもいいかな?っていう考えでした。

でも、結婚すると、周囲から、「子供はまだ?」と聞かれるんですよね。
それに、私自身、生理不順で、やっぱり一度病院でみてもらわなければなぁ~っと思いながら、結婚して1年程過ぎた頃、基礎体温をつけてみました。
そうしたら、普通、低温期と高温期に別れて、一番低体温の所が排卵日。というグラフが普通みたいで、中には、低温期と高温期に別れていない無排卵の人のグラフとかが載っていたりしていたんだけど、私の場合、どこにも載っていない様なガタガタグラフでした。
で、1ヶ月程基礎体温をつけて、それを持って、産婦人科の門をたたいてみました。

そのグラフを見た先生曰く、「太りすぎやから、ホルモンが脂肪にまわってしまって、こういうグラフになるんや」と言われました。
そして、血を採ったり内診をしたりして、その次の通院の時だったかな?に、薬を処方されました。それは、普通、脳から排卵の指令が出て、排卵を起こし、そうして妊娠が成立しなければ生理が始まる。というものを、脳の機能を一時休ませて、排卵を起こさず、生理だけを薬で起こすという、いわばピルの様な薬を生理が始まってから5日目に、プレマリンという薬を、その後、10日目ぐらいから、プレマリンとプロペラという薬を飲む事になりました。結局、それを3ヶ月続けて、3ヵ月後に薬をやめて、ちゃんと生理が来るかどうか診る。というものだったんだけど、これが、私の場合、生理がちゃんと来なくて、不正出血が出てしまったので、出血を止めて、ちゃんと生理が来るように。という事で、今度はお尻に注射されて、もう3ヶ月、プレマリンとプロペラを飲む事になりました。

でも、この薬、12時間おきに飲まなくてはいけない薬だったんだけど、朝8時に飲んだら、次は夜の8時に飲むというもので、その頃は、会社勤めをしていたのもあり、残業の時に飲み忘れてしまって、後になって気づいて飲んだり結構、でたらめな事してました。
そうして、この3ヶ月飲んだ後、内診をしたりして、その結果は別に異常がなかったので、もう一度、様子を見てみましょう。という事で、ちゃんと生理は来るかな~。と思っていたら、全然生理が来なくて、でも、妊娠はしてないやろなあ~。と思いながら、念のため、検査薬で試してみたら、陽性反応が出て、妊娠していたんですね。

実際、結婚してから、1年半程経っていたけれど、まさか、妊娠するなんて、多分周りも、そして私も、そして柿麻呂も思っていなかったみたいで、ある意味、この治療がよかったのかな?と思ったり、本当に、赤ちゃんって、授かりものやなあ~って思ったりしました。
そうして、妊娠生活へと突入するのです。



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