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兄怪獣からのリクエスト
もちろん冷凍食品をチン!しただけ
お友達がなんともキュートなまん丸が詰まったお弁当を持ってきていたのが羨ましかったのだそうだ
冬休み明けからはあっため弁当も始まったことだし、
いっちょ「たこやき」弁当をしてやろうじゃーあーりませんか
って腕まくりしてみたけど、3分間温めたら出来上がり
な~~~んとも簡単
弟怪獣のお弁当箱には6個のタコヤキ
兄怪獣には何とか無理して8個のタコヤキ
その上におたふくソースを芸術的な模様にかけ、更に青海苔をふりかける
食後の2人の笑顔を想像するとちょっと笑える
きっと2人揃ってノリ子なんだろうな
ぐふふふふ
うーん、出来栄えは結構本格的(っていうか、これ以上にもこれ以下にもなりようがない)
美味しそうでグッドだわね
でも、ちょっと問題発生
あの怪獣たち、これで足りるかしら
特に兄怪獣
おやつにタコヤキ8個をペロリと平らげる子供だ
冷凍食品のタコヤキはちょっぴりこぶりだしなぁ
ということで、アメリカの子供たちのランチのように
ジップのついたビニール袋に三角チーズ、生でも食べられるキャラもののソーセージ、クラッカー、みかんを入れて持たせることにした
内容はともかくとして、ま、見栄えはそれなりにするかなぁ
のんびり起きて来た子供たちに本日のお弁当を披露してみせた
幼稚園生活ではじめての「タコヤキ」弁当に狂喜乱舞する2人
こんな超手抜き弁当にはしゃぐ2人の姿は母の涙を誘う
が、弟怪獣が「みかんは入れないでね」とボソっと言ったのが気になった
フルーツ大好きの弟怪獣がなんでだ???
まだ寝ぼけてるのかしら???
その後朝食と着替えを高速でこなし、
お弁当を園かばんに入れさせる
そこで弟怪獣の泣きが入った
「みかんは入れないでって言ったじゃ~~ん、なんでだよ~~~、びえ~~~~~~ん」
「栄養のバランスと彩りなんだから、持ってってね」
「だめだよ~~~、みかんは、だめなんだよ~~~~」
「なんで?今までだって何度も持って行ってたでしょ」
「でもだめなんだよ~~~、みかんはいらないよ~~~」
「どうして?」
「だって・・・みかんはあっためられないじゃん」
そ、そーかーーー
弟怪獣にとって、本日はあっため弁当の2日目
まだ仕組みがよく分かってないのだ
「あっためたくないものは温めなくっていいんだよ
先生がちゃんと分かるから大丈夫だよ」
「えー、だって・・・」
「ちゃんと温めちゃだめなものは袋に分けていれたでしょ、大丈夫だよ」
「あっ・・・」
ここでようやく母の言ってることが分かったようだ
恥ずかしそうにうつむいて微笑む弟怪獣
か、かわゆい
っていうか、みかんだけじゃなくってチーズだってあっためちゃまずいだろうが
やっぱり年少
そんな4歳児の弟怪獣にはまだ悩みがある
それは弟怪獣にしか分からない複雑な気持ち
みんなが「モルモくん」熱に浮かされている我が家
もちろん弟怪獣だって「モルモくん」大好きだ
だけど突然怒り狂ったように大声で叫びだす
「何か大事なものを忘れてませんか!!!」
兄怪獣と母はお互いをぽか~んと見つめあう
「もう!!!俺の大事な弟だよー!!!」
???
「俺の弟のティラノくんだって大事にしてやってくれよーーー!!!」
そういうとティラノの方に駆け寄り、「ガオー」と吼えさせたのだ
あ”ー!!!
弟怪獣がクリスマスにサンタさんに頼んだ例の体長83センチのティラノのことだ(このおもちゃは本当にガオーと声を上げる)
リビングの片隅に強烈な顔ででで~~んと立っている割には最近存在感が薄い
そんなヤツのことを人知れず気にかけてあげていた弟怪獣
「俺の弟」だってさ
ふふふ