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こだわり人物伝 2009年4‐5月


      「ヴィクトル・スタルヒン~野球がパスポートだった~」

門田隆将/著
☆☆☆☆


スタルヒンといえば沢村、影浦などと並ぶ黎明期を支えた名選手。
そんな彼の生い立ち、そして野球との出会い、300勝達成までを当時の資料を踏まえて解説する。
スタルヒンについては(戦前を含むということもあり)資料が少ないのでこういう本はありがたい。
新発見が結構出てきて満足。
「片足立ちでぐるりとバックスクリーンの方を向いてその反動で抛る」ということが書かれていたがこれはトルネード投法だろうか?
ただ、「知る楽」の放送で使われたゆかりのある人達に対するインタビューが載っていなかったのが残念。
どうせなら全文掲載してほしかった・・・。

しかし、職業野球勧誘、野球界追放の話を見ると巨人への憤りを覚えずにはいられない。
沢村といい、スタルヒンといい・・・。


だが、こんなドラマチックな生い立ちは「甲子園」を書いた門田隆将なのだから、是非小説化してほしいと思う。


こだわり人物伝(2009年4ー5月)

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