日韓夫婦の心の旅もよう

日韓夫婦の心の旅もよう

生後4日目の乳飲み子がスーパーにいる!


 うちの赤ん坊は生後1週間目がおでかけデビューとなった。
 助産婦さんが家に検診に来てくれたときに、
「明日(日曜日)、赤ん坊を教会に連れていっていいですか?」
と聞くと、

「もちろんいいわよ。何でいけないの?」

 不思議そうな顔をされてしまった。


 だが、教会(韓国人の時間帯)へ行くと、教会関係者や信者のおばさんたちが「まだ早すぎる!」と驚いた。

 韓国では大体、一ヶ月になるまでは外に出さないそうだ。
 まあ、そうかもしれない。
 うちの子、まだへその緒ついてるし。

 出産後の女性も一ヶ月ほどは家でおとなしくしているものらしい。
 私は帝王切開になってしまったが、こんな人はまだ寝ているべきなんだろう。
 でも逃げるようにして退院しましたよ、2泊3日で。
 だってベッド代が6万円/日もする。
 高いよ、高すぎるよ。


 それはさておき。
 オーストラリアでは助産婦さんの言う通り、赤ん坊でもガンガンに外出している。
 スーパーでは、うちの子よりもさらに小さい赤ん坊を見かけた。
 入り口付近のベンチで、大柄で太った女性が、産まれて間もないような赤ん坊に乳を吸わせている。
 巨体に、ちびっちゃいカエルがペタリとへばりついているようだった。
 赤ん坊の年齢を聞いてみると、
「4日目よ」とのこと。
 なんだ。こんなちっちゃい子でも外出してるじゃん。

 さらに、エスプラネード通りというケアンズの目抜き通りでは、こんなお母さんを見た。
 片手で赤ん坊を抱っこしながら、Tシャツの片方をまくり上げて授乳させながら人込みのなかを闊歩している。
 何て大らかなオージー、たくましく子どもを育てているんだなあ。


 うちの子はというと、教会へ連れて行っても、不思議なことに泣かずにおとなしく寝ている。ぐずりだしても、おしめを替えて、おっぱいをあげれば、またおとなしくなってしまう。簡単だね―!

「お前はお出かけが好きだ~」

 毎日言い聞かせて、洗脳(?)した。

 教会の後は友達の家やプールにも行くので、大体は半日以上のお出かけになる。私たちが気を配ったことは、直射日光に当てないようにしたぐらい。
 人に会う機会が多かったので、オージー、韓国人、日本人と何十人という人々が子どもを抱っこしてくれた。よきかな、よきかな。


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