ぴよのココロボシ

ぴよのココロボシ

二度目の対面


アルバム発売のプロモーションで、いつもは電話出演のFMラジオ番組に、生出演すると聞き、
高速に乗って1時間半ほどかけて会いに行った。
本社ビル1階にあるスタジオで、大きな窓から中を見ることができる。
すでに始まっていたので、
窓越しにパーソナリティーのIちゃんに挨拶をして、ロビーの椅子に座っていると、
曲をかけている間に出てきてくれた。
「来れたね~。マモさん5時台に出るからね~」
「うん。もうすっごくドキドキして心臓が飛び出そう~」
と言うと、
「だめだよ、体に悪いから!」と言い残し、またスタジオに戻って行った。

もうすぐ会えるんだと思うと、やっぱり緊張する。
昨夜もあまり眠れなくて、ずっとドキドキしていた。
3月とはいえ、
外は寒いから、ロビーで待っていた。
一緒に行った友達と話していたら、すーっと目の前を見覚えある人が…。

!!
あれ!?
マモルさん???

スタジオのドアの前に向かうその人影を追いかけ、思い切って声をかけた。
「マモルさんっ」
振り向いた彼に、
「わかりますか?」って聞いたら、
「わかりますよ~。○○さんですよね」と、にっこりと笑って本名を呼んでくれた。
きゃ~。うれしい。
「髪の色変えましたか?」なんて聞かれちゃって、
不意をつかれて慌てた私は
「あ、いえ、えっと、髪伸びたからかな?」
と、しどろもどろになっちゃっいました…。
でもしっかり握手をしてもらい、スタジオに入ってゆく彼を見送った。



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