映画（エス）サイコスリラー！



この映画は、スタンフォード大学の心理学の教授が行った実験に基づく実話で、アルバイトの応募者を「囚人」と「看守」の２グループに分け、役割と制服が、人格にどのような影響を与えるかの実験をしたもの。

看守は、どんどん残酷になっていき、囚人をいじめ始めた。実験では、カメラが取り付けてあり、監視体制が取られていたが、看守は、カメラの死角で、囚人になぐる、蹴るの暴行を始める。

看守達がどんどん傲慢になっていき、囚人がどんどん卑屈になっていく心理描写がすごい。

ついに、囚人は、反撃のチャンスをつかみ、逆に、看守に残酷な逆襲を始めるのだった。

死亡者が出て、実験は、途中で中止となる。。。

３級ホラーのような、エグい場面は一切無し（暴力的シーンはあるが）。しかし、この映画「エス」私が見た映画の中で、もっとも、「怖い」映画だった。

映画を見終わった後、とてつもなく陰鬱な気持ちになった。周りの人々も、みな、放心状態であった。ショックの為、言葉が出ない。。。

この実験に関しては、アメリカでは、まだ、係争中で、上映できないらしい。

当の教授も、ホームページを持っています。

ドイツ語の独特の響きもまた、この映画の雰囲気にマッチしていた。

（注意！！）「エス」は、観た後、ショックがでかいので、大丈夫、という人にしか、お勧めできません！
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