S.GRAPHICS

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2002.07.22
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一部を除き、街が碁盤の目になっているマンハッタン。
これなら自転車さえあれば何処へでもラクラク行ける!
と思っていたのは来米して1か月の初心者の頃。
この国には『オバチャリ』のような篭付きの自転車などなく
全てスポーツタイプで、上体を伸ばしてハンドルを握るモノなどない。
大抵はデリバリーやメッセンジャーたちが利用している。
第一、自転車専用道路もなく、歩道を走ることは絶対ダメ。
イエローキャブに混じって、車道を堂々と走ってのける自信が無ければムリだ。
それに駐輪すれば、まず捕られることを覚悟しなければならない。

同職につくには、もちろん自転車は持ち込み。
盗難に遇ったら即失業状態。
たった2、3分の駐輪中にも捕られることしばしば。
まあ地域にもよるが、ちなみに彼はハーレム125丁目界隈担当だった。
よって同職の人は、相当重いだろう厳重なクサリ、カギ類を
体中にこれでもか!と巻き付けて走っている。

最近、この街でスクーターを漸く見かけるようになった。
バイクと言えば、お国柄ハーレーなどの
いかにも!といったアメリカンタイプが多かった。
多分、他州から来た田舎者に違い無い。
しかし近頃、ヨーロピアンタイプでキメている人や

そう言えば、今春コンベンションセンター(国際見本市)で行われた自動車ショーに行った時も
「ベスパ」の代理店が立派なカタログを配っていた。
どうやら、スクーター時代到来のニオイがする。
ヤマハやホンダも今ならニューヨークでの市場は期待できるだろう。
そう、全米展開は厚かまし過ぎる。あくまでもマンハッタンでの話だ。

スクーター販売店の広告がチラホラ出てきた。
もし手軽に買えるなら、ベスパにでも乗って……、
と夢は広がるが、PCがこの世から無くならない限り
多分、私は家に引き蘢ってるのだろう。





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Last updated  2002.07.22 09:38:30
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