ミーハー主婦の子育て日記

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韓国映画・JSA


☆JSA☆
JSA 共同警備区域 (韓国版-DVD)

☆製作☆
2000年 韓国

☆解説☆
JSAとはいわゆる共同警備区域のこと。
板門店の軍事境界線を中心とした直系800メートルの円形の範囲のことをいうらしい。
物語は、事件から始まり、はじめは各人の証言が食い違うという、『羅生門』とか『藪の中』的展開。
少しずつ真相が明らかになっていくにつれ、事件がその輪郭を表してくる、という展開かなかなか見事。
そして、自由自在なカメラワーク。
「雨の中の両雄の対峙」を真上から撮ったり、「4人がテーブルを囲んでいるところ」を「円卓=中華テーブル」式に撮ったり、
というのは特に目新しいわけではないが、
国境(橋の上に鉄板が置かれている)を越えるときの“たじろぎ”や“迷い”を足元だけの演技で見せる演出は、
まるでテオ・アンゲロプロスの『こうのとり、たちずさんで』のよう。
この自在なカメラワークは、ここ数年の映画の中でもベストと思える“奇蹟のエンディング”に結実する。
『シュリ』のようなアクションやラブストーリーはないが、この作品の絶妙な語り口と編集を存分に堪能してほしい。

☆ストーリー☆
“北”の警備隊の兵士チョン・ウジン(シン・ハギュン)が射殺された。
容疑者は“南”の兵士イ・スヒョク(イ・ビョンホン)、怪我を負っているところを、軍事境界線上にかかる橋の上で発見された。
この事件を受け、“北”は「南のテロ説」を、“南”は「北の拉致疑惑」を唱える。
そんななか、スイスの中立国監視委員会から、韓国系の女性将校ソフィー・E・チャン(イ・ヨンエ)が派遣され、事件の真相の解明にあたることになる。
早速、事件のそれぞれの当事者と当日ペアで警備に当たっていた”北”のオ・ギョンピル(ソン・ガンホ)と”南”のナム・ソンシク(キム・テウ)に尋問をするが、二人とも固く口を閉ざしていた…。

☆キャスト☆
ソン・ガンホ/ イ・ビョンホン / イ・ヨンエ/ キム・テウ/ シン・ハギュン ほか

☆感想☆ ネタばれあり(^^♪ 
韓流ブームの前に、日本でヒットした映画。
イ・ビョンホンをこの映画で知った人も多いと思います。
私は、あまり、戦争映画が好きでないので、イビョンホンにはまってからレンタルしてみました。
戦争の映画だとばかり、思っていましたが、見てみるとぜんぜん違って、笑えるところもいっぱいあって、すごくおもしろかったです。
ストーリーもよく出来ていて、最後まで何が真実なのかが、わからずハラハラさせられたりました。
衝撃的なラストシーン。真実があかされる大どんでん返しが、やられたって感じでしたね。
そして、この映画の根底には日本人には、わかりにくい南北問題があるんですが、その事もあまり深刻すぎない所が見やすい所。
戦争映画は、あんまりって思っている人も一度見てみてください(^^)/~~~


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