しげのガレージライフ

しげのガレージライフ

06年春のモトルネ


モトルネの前日練習

4:45起床!
昨日うちに荷物は積み込んでいたので、特に準備もせずに5:15出発。
家から岡山国際まで40分。到着目標時間はゲートオープンの6:00
車で移動中、今日の段取について考えていた。

えっと、今回のレースは雨が降りそうなので、練習用カウルで出走しよう。だから、本番用カウルは持ってこなくていいや。
今回はモトルネだね。ゼッケンは希望の18番が通ったので、ゼッケンの貼り直しもいらないし、モトルネのレギュレーションは・・・ゼッケン?
はっ!モトルネのレギュレーションではゼッケンベースは青じゃん!
練習用カウルのゼッケンベースは↓
P1000016.JPG


白じゃん!
ゼッケンベースの加工しなくちゃ。青のガムテープでいいけど、持ってきてないよ(T_T)
しかも、ゼッケンも貼りなおさなきゃいけないじゃん。白のカッティンシートも持ってきてない(T_T)
既に自宅を出てから15分を経過している。

Uターン(T_T)

ぶっ飛ばしで家に帰り、ゼッケン加工用のセットを物色して再出発。
家を出たのは6:00。昨日のうちに確認してれば、あと30分は寝れたのに・・・
サーキットに着いたのは6:40。ピット入りは無理かとあきらめていたが、思いのほか台数がいない。ピットもそこそこ空きがある。

誰か知り合いいないかな・・・・・としばらくうろうろする。

モトルネは知り合いが殆どいないので、探すのに苦労する。
やはり、知り合いのピットに便乗したほうが、楽しいからね。
あれ?っと意外な人物を発見。さだーんさんだ。現役国際ライダー(ST600)がなぜこんな所に?
不思議に思うが、どうやら今回モトルネに初エントリーしているらしい。なんでも42秒未満のクラスにエントリーしているそうだ。しかし、42秒っていっても、さだーんさんにしてみれば慣らしのようなもの。そりゃ反則じゃない?
どうも昨年の岡山国際の全日本選手権以来バイクに乗っていないらしく、今回リハビリがてらエントリーしたそうだ。
まあ、このクラスは大人げのないベテランライダーが多いみたいなので、それでもいいのかな。
そして、今回はさだーんさんのピットに便乗させてもらうことになりました。


本日の1本目は9:50から。荷物を降ろして出走準備にかかる。といっても、冷却水はヒートブロックを入れたままだし、混合ガソリンも作ってきているので、特にすることもない。エアクリーナが付いているのでキャブセットの必要もない。
ということで、タイヤエア圧のチェックとエンジンの暖気を済ます。しかし、まだ7:50.まだ2時間もあるじゃん。

じゃあ、車検に向けてゼッケンの製作とゼッケンベースの加工でもしますか。

せかせかと小細工をしてゼッケンベースを作成。

こんな感じに収まりました。
PIT



ゼッケンの加工が終わるが、まだ時間がある。
暇なのでしばらくうろうろしてると、地方選ST600ライダーのSINさんを発見。以前N250レースに1度だけ走った事があるライダーで、ウェットが大得意。ドライとウェットとほとんど変わらないようなタイムで走ってしまう。そのレースもいきなり表彰台にあがってしまった。
ST600のクラスでも雨が降れば上位にくい込むようなレインマスターだ。
昨年の練習走行で彼も追突されて転倒し、骨折したそうだ。
SINさんも復帰後の初レース。こちらもさだーんさんと同じくマイスターへのエントリー。このクラスも面白くなりそうだ。

うだうだ話しをしているうちに走行時間が近づいてくる。
走行券購入時、今回も走行予約を忘れたため、1050円の当日割増を払う。(T_T)
本日の1本目9:50~
このバイクは1ヶ月前の走行で48秒出てたから、そのくらいは出るでしょう。軽い気持ちでコースイン。
ハンドリングは悪くない。Rサスは1号車の物を移植している。違うのはFサスだけだ。だけど、オイル・油面は1号車と同じ。
つまり、1号車と同じようなセッティングなのに、やはり微妙にハンドリングが違う。どちらかというと、2号車の方がいいようだ。
やはりエンジンも2号車が良く回っている。
だけど、やはり50秒は切れるものの、49秒中止まり。なんで??(T_T)

結局2本目も3本目も49秒止まり。

IMG_0692.jpg


49秒台の走りです。(情けねー(T_T))

落ち込んでいても仕方が無いので、気持ちを切り替える事に。
翌日の決勝で早い人に引っ張ってもらって、ペースの回復を図ることにした。要は、翌週のN250の為の練習ですよ。(^^)v

ちなみに、さだーんさんも久しぶりのバイクに苦労している。
1本目は47秒(おいおい!いつもの10秒落ちじゃん。いつものしげならついていっちゃうぞ!)
2本目は43秒(大丈夫?あと5秒だよ!)
しかし、そんなに落ち込んでいる様子も無く、レースになれば40秒くらいなら楽勝!とのこと。
さすがだね。

SINさんはといえば・・・
やはり43秒くらいしか出てないらしい。 
今日は 2人・・・いや、3人揃ってダメダメでした。

練習走行も終わり、まずは受け付けへ。
モトルネの受け付けってきらいなんだよね。クラス分けが多い割には窓口が3個しかないため、ものすごく待たされる。
受け付けへ行ってみると15人くらい並んでいる。このくらいならすぐ終わるかな??
安易に考えて後ろに並ぶ。
しかし、全く前に進んでいかない。列の後ろに3人程きたら1人終わるようなペース。
やっぱりなー。朝早かったので、眠気をこらえながらひたすら待つ。
結局40分ほど待ってやっと受付終了。

もっとスムーズな受付のやり方にしてくださいよ。毎回ですよ!(>_<)


そして次は車検。2号車はまだレースに出た事がないので、どきどきしながら車検を受ける。
特に問題なくクリア。受付があんなんだから、車検場はがらがら。すぐに終了しました。

一応1段落し、天気予報を確認すると、朝6:00までは60%、6:00~12:00が20%、12:00~18:00が30%。予想最高気温は22度。
よっしゃ!予選はウェットかもしれないが、決勝はドライ間違いなし!

その後、さだーんさんと二人うかれておしゃべりをし、16:00に帰路に付く。
自宅へ帰り着く前に、アトリエ柴田(バイク屋さんだよ!)へ寄り道する。明日はヘルパーとして4名来てくれるので助かる。
うだうだと段取りの打合せをし、19:00帰宅。明日に備えて早めに眠る。


決勝当日
AM5:00起床!
今日は家族総出で5:30出発。
まだ霧雨が降っているが、気にしない気にしない。6:00過ぎたら止むよ。
コンビニで買出しをしてサーキット入り。
予選は間違いなくウェットなので、一番にレインタイヤに交換する。
1年前のレインタイヤで、既にRタイヤがぼろぼろだけど、大丈夫でしょう。(根拠なし!)
空気圧を調整してウォーマーを巻き、出走待ち。
1年前にこのレインタイヤを付けて走った時、アクセルオンで勝手にバイクが起き上がってくるので、非常に乗りにくかったのを思い出す。
これがBSの特性なら次回購入はDLだな!
とか考える。そこで、サスをレインセットに変更していないことを思い出し、慌てて変更する。前回はFが高くて立ちが強かったのかもしれないと考え、Fのイニシャルを全抜きにした。これで今回は様子を見ることにする。
しかし、まだ霧雨は止まない。
なんで?これじゃ決勝までにドライにならないよ~(T_T)
予選開始5分前になったところでウォーマーを外し、エンジン始動。待機場所まで移動する。
ピットロードに誘導され、予選開始1分前と知らされる。
前には1.2.3・・・6番目だ。いい位置につけた。
コントロールタワーシグナルがブルーになり、予選スタート。

1台ずつコースイン!
しげもコースイン!いきなり前のバイクが近寄ってくる。
なにやってんの?アクセル開けろよ!と怒りながらパスして行く。
なぜか2コーナーまでに先頭になってしまった。
こりゃいいポジションだ。とりあえず行けるところまで行ってやれ!
と、ペースアップ。モスS。前回はここで立ちが強くてアクセル全開でクリアできなかったんだよ。でも、今回はアクセル全開で行けそうな感じだ。そしてアウトウッド立ち上がり。ここでも立ちが強くてアクセル開けれなかったが、今回は全くそのような傾向はない。

いける!

とても乗りやすい。
しかし、なんといっても苦手なウェット。慎重にペースを上げる。
1周目終わるが、コースに川や水溜りはなく、雨にしてはいいコンディション。タイムは2分7秒。
こりゃ2分は切れるな。( ̄― ̄)ニヤリ!
ウェットながら、久しぶりの好感触にうれしくなる。
2周目。既に数台の周遅れが出だす。

マジですか?邪魔すんなよ~(▼▼メ)

パスしながら2分5秒。
3周目。この周も周遅れをパスしながら2分2秒9
次の周あたりには2分は切れそうだな!
4周目。周遅れ6台程が団子状態で出現。だいぶロスしてパス
2分5秒。

5周目。またもや周遅れが・・・
2分4秒。
ここでチェッカー。

2分切れなかった(T_T)
結局公式タイムは2分3秒613でトップに0.099秒送れの2位。
ちなみにタイムが大きく違うのは計測ポイントが違うからです。しげのポイントはバックストレート、公式ポイントはホームストレートです。
ちょっとがっくりしつつもいい感触だったので、上機嫌です。
このまま雨だったらいいのに・・・とか馬鹿なことも考え出しました。
しかし、そうは甘くない。
予選が終わってしばらくすると、霧雨も止みました。一旦止んでしまえば、気温も高いのですぐに乾いてくることが予想されます。
何度も何度もコースを見に行き、タイヤの選択に悩みます。
今回持参したタイヤは3種類。

ドライタイヤ。
1年落ちのボロレインタイヤ。(予選で使用したもの)
3年落ちの溝無しボロボロレイン。

どれにすべきか。スタート前チェックの30分前に決めることにしました。




雨は止んで気温は上がってきたものの、風がほとんどない状態なので、なかなか路面が乾きません。
散々迷ったあげく、今度は3年前のボロレインをチョイス。これで惜しげがなく走れる。

決勝

フロントローからのスタートでレッドシグナル消灯!

やや遅れる!
左からポールのR1Zが飛び出してゆく。
そして1コーナー。2番手だ。

やっかいなのが前に行ったな!

ホールショットのR1Zは練習でも何度か遭遇しているのだが、ストレートがやけに速い。しげのN250仕様のNSRではストレートで太刀打ちできないのだ。スリップにすら入れない。

まあ、そのうちチャンスはあるさ!

と様子を見ることにする。
しかし、なぜかバイクがしっくりしない。
まるで足回りがガチガチになってしまったようだ。

なんだ?このハンドリングはおかしいぞ。なんだったっけ???

ここで、空気圧の調整をしていなかったことを思い出す。
この接地感の無さはまずい。フロントタイヤのグリップを感じないし、やけに跳ねる。しかも、ふらふらと粘りの無いハンドリング。ウェットでこれは・・・怖い(T_T)

なんとかごまかしながらも食いついてゆくと、最終コーナーでR1Zのリヤがスライド!

やったな!

あっさりと転倒。これでトップに立つ。
しかし、こんなハンドリングではペースアップができない。
後ろを気にしながらひたすら走る。

3周目付近まではややアドバンテージがあったようだが、バックストレートエンドのヘアピンでそれ程差が広がってないことがわかる。
5周目。とうとうバックストレートで2台にかわされる。
さらに最終ラップのバックストレートで1台にかわされ、4位チェッカー。

レース後、参考に空気圧を計ってみると、3kg(普段は1.8~2.0)も入ってました。


残念な結果でしたが、ウェットの苦手意識もなくなったので、ヨシとしましょう。(笑)









ちなみに、マイスタークラスにエントリーしていた友人の結果は、以下のようになりました。

さだーんさん:中盤までリッターバイクとストレートで抜かれ、コーナーで抜き返すというトップ争いをしながらも、ストレートの速度差に苦戦し、あせってダブルヘアピン1個目で自爆。リッタースポーツのストレート速度は半端じゃないことを身をもって体験したそうです。

SINさん:序盤から勢い余って転倒。リタイヤでした。




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