重かったけど毎日の電車で読みました。
夢にも出てきました。
はまったけど、もう一度読みたいほどではないです。
もうちょっと描写が多いと想像しやすいのになー。
リアル世界の話じゃないから詳細な描写があったらもっと想像できたかも。
あー、きっと映画かアニメかになるんだろうなー、コレ。

★林真理子「みんなの秘密」

あっと言う間に読みました。
短編集です。
1話目の脇役が2話目の主役になって…とどんどん繋がっています。
だから読んでる時次の主役が誰かが気になって気になって。
面白かったです。

★高野秀行「幻獣ムベンベを追え」集英社文庫

上司に読めと言われて読みました。
一緒に探検するような感じで命がけで仕事をしろという意味でしょうか。
でもとても面白くあっという間に読めました。
ジャングルの不快なとても湿っぽい空気がにじみ出て、
リアルでした。
冒険、してみたいけど普通はしないですよね。
いつかするのかしら。冒険。

★江國香織「きらきらひかる」新潮文庫

これだけ読んでなかった江國作品。
依存と依存。
とても大事な繋がりだと思う。
必要だと言うことはとても重要。
10年後のきらきらひかるの「ケイトウの赤、やなぎの緑」
というのを先に読んでいたので、
もう一回読み返そうと思う。
穏やかな気持ちに江國さんの文章はすーっと入ってくる。

★林真理子「みんな誰かの愛しい女」

これはタイトルにやられました。
そりゃそうで、そうに違いないです。
それを日頃忘れがちですが、
感謝して生きていきたいと思います。
林さんはいくつになってもかわいくって、
ギャルで、
とても憧れます。
お料理も上手で家庭的なのに、
お仕事もばりばりで、
ぜひそうなりたいものです。

★山本文緒「あなたには帰る家がある」集英社文庫

面白いです。
え?この子が?
え?このおばさんが?
食物連鎖のように繋がる人間関係。
あーどうなるの?と、毎日の電車が楽しみですよ。
主に二つの家族の物語です。
ところで家族ものが続いたなあー。

★江國香織「流しのしたの骨」新潮文庫

これは4度目くらいの読み返しです。
読んでいて本当に元気が出るし気分が良くなります。
そよちゃんとこと子ちゃんがすごく素敵です。
そよちゃんみたいに穏やかでお菓子作りの上手なひとになりたい。
穏やかに暮らしたいなーと思うのです。

★江國香織「ホリーガーデン」新潮文庫

前に読んでたけどもう一回読み返しました。
30才の女の人二人の話ですが、
私ももう目前です。
30才までに一人で遠足に行けるようになりたいと、
思いました。
前に読んだ時は緑色の縁のメガネを買ったけど、
今度はお弁当もって遠足に行けるようになりたいと、
思いました。
あと、玉子色のティーカップ。
欲しくなりました。
いつもそうだけど主軸よりもそういうディテールがはまります。
2002.12.23読破。

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