『命』
『命』
世界中には毎日沢山人の生と死があります。
必死に苦しみに耐えながら強く生きてる人がいる中で
失望や挫折などの為に命を落としてしまう人もいる…
『命』の大切さ、尊さを世界中の皆が理解しあえる世の中になったら良いなぁと、
この頃多発しているテロや、そのほかの事件を見て思います。
もし、皆がそういう事を理解しあえたら
自然と周りの人のことを思いやる事が出来る人ばかりになるはず。
そうしたら、事件を起こしてしまう犯人も事件を起こさずにすむと思う。
犯人の人たちは皆なにかしら理由があって、そういう殺意とかを抱くんだと思うから。
少なくとも、、うちはそう信じていたいんだけど。
この前日本で買ってきた
柳美里さんの『命』という本を読んだのですがすごく感動しました。
「死にゆく命と生まれ出づる命とのリレーの
バトンタッチのような劇的な時間を
切ない愛と祈りをこめて真正面から書ききった本」
と評価されているように、
美里さんの気持ちがすごく生きてて、
言葉の一つ一つの重さを改めて実感しました。
自分にあった事一つ一つを真正面から書いて、
『生きなければ。』と、
崖の底から懸命に地上へはい上がろうとしている
美里さんの強さ・すごさに圧倒されました。
美里さんは本当はそんなに強くなくて、
何度も何度も人生を終わりにしたいと思うのだけど、
文章を書くことによって自分を落ち着かせて、
懸命に生きようとしてる姿を自分を、
鮮烈に切り拓いて書かれていて…すごい。と思った。
今まで生きてて自分も苦しい事があったりすると
どこかに逃げたくなったり、辞めたくなったりするけど
何か自分の生きがいをみつけて懸命に、
自分の命を大切に生きなければいけない。
もう少しでうちのお姉ちゃんの二人目の赤ちゃんが生まれるけど、
それと同時に世界のどこかでは毎日誰かが命を亡くしてる。
そういう当たり前だけど大切な事実を
決して忘れてはいけないんだ。と思った。。
また、美里さんは生きてる中で、
「楽観と悲観のバランスを保たなければ上手く生きれない」
って書いてあったけど、本当だと思う。
周りに誰か自分がマイナス思考になってる時に
それを止めてくれてプラスに考えるようにしてくれたり
楽観的に考えすぎてる時に
それを止めてもう少し真剣に考えるようにしてくれたりする人がいるけど、
そういう人は自分にとってすごくかけがえの無い人なんだぁ。と思った。
そういう友達が沢山いることを心から嬉しく思います！
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