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心の恋文(しらべ)


空き缶を蹴飛ばして歩く 何かにいらだったように
自分は何もできない 自分に力がない 思うだけ虚しくなる・・・

つばを吐きながら歩く 何かを捨て去るように
夢だと分かってても この想いだけはどうしても捨てきれない・・・

風は向かい風 雲の流れはいつもより速く感じる
鳥がさえずる 何かを言ってるみたいに
『お前の心はそんなもんか・・・?」

どうしてどうして僕はこんなに弱いんだ?
立ち向かう力さえない・・・
すべてを現実と受け止められるほど
僕の心は強くない・・・

鼻歌を口ずさむ 気を紛らわすように
自分の運命のせいにしてあきらめようとしてしまう・・・

とりあえずガムを噛んでみる 心を落ち着かせようと
なぜ僕はこんなに 愛を求めているのだろうか・・・?

外は少し寒い ざわめく木々達が風になびいている
猫が鳴いている 何か哀しそうに
「人間(ひと)って愛がなきゃ生きられないんだ・・・」

泣いて強くなり 笑って強くなる
そのそばに常に「愛」があるんだ・・・
そして絆深め 心も強くなる
そういうものが欲しいんじゃないかな?

人生(とき)の階段を一歩一歩上る
僕は今何所らへんにいるの?
風向きは良好 苦しさ押し退けて
まだ始まったばかりだ・・・

fall in love with you...
この言葉・・・いつかいいたい・・・




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