しんすこの軌跡

おれ・しんすこの、過去の栄光や挫折の軌跡を思いついた順に書きます。
出来るだけ忠実に再現したいと思いますが、一部フィクション(妄想)もあるかも知れません。
お読みになるときは、くれぐれもその事をお忘れなきようお願いします。


≪ 象の鼻が・・・ ≫

去年(中2)のこと。
おなかが凄く痛くて、病院で検査をすることになりました。
そしたら、う○こがつまってますみたいなこと言われました。
あ、でも便秘とは違うみたいでした。
とりあえず、処置として浣腸をすることになりました。

悲劇は、このあとに起こりました・・・。

診察室とは別の部屋に行き、ベッドの上に乗りました。
この部屋には、おれと看護婦さんの2人だけです。
これが、この悲劇の唯一の救いだったかも知れません。

浣腸をするため、おれはズボンを脱ぎました。
看護婦さんが「全部よ」というので、パンツも脱ぎました。
年頃の少年にとって、かなりの決断力が必要でしたが。

物心がついてから、初めて女に下半身を見せた瞬間でした。(・・・恥ずかしかったぁ。

下半身すっぽんぽん状態のおれは、看護婦さんの指示に従い、ベッドに四つんばいになりました。
もちろん、お尻はぷり~んと看護婦さんにさらけ出し状態。
しかも、四つんばいになった足の付け根からは、おれの可愛い象の鼻がたら~んと垂れ下がっています。
こんな姿、いったい誰に見せられましょうか。(泣

そして、本当の悲劇が始まります。

四つんばいになっているおれに、看護婦さんは「口を開けてね」とやさしく言いました。
おれは、理由も分からず言う通りに口を開けました。
そうしたら看護婦さんに、お尻の穴に棒のようなものを入れられました。
きっと、注射器だったと思いますが、よく分かりません。
そして、何かの液体を注入されました。
なんとなくひんやりした液体が、体の中に入っていくのが感覚で分かりました。
気持ちイイというか、何というか、不思議な感覚でした。

で、その液体を注射中に、おれの体に変化が起きました。
なんと、なぜか象さんがパォ~ン。(マジ?
別にエッチなこと想像してたわけじゃないですよ。
なのに、なぜか大きく、硬くなってしまいました。
その暴れ出した象さんを看護婦さんに見られてしまい、おれの頭の中は真っ白になりました。
ただでさえ、下半身裸で四つんばいにされただけで恥ずかしいのに、暴れた象を見られちゃってショックでした。
そのときのおれは、目に涙を溜めていました。
本当は声を出して泣きたいのを、必死で我慢してました。

注射が終わり、しばらくしたら暴れていた象の鼻は元にもどりました。
でも、おれの心は深く傷ついたままでした。

やがて、おなかに変化が現れ、おれは隣にあるトイレでう○こをしました。
でも、便器に出すのではなく、洗面器のような入れ物にさせられました。
そして、う○この入った入れ物をトイレに置いたまま、部屋に戻りました。

看護婦さんに「もう、パンツはいてもいいわよ」と言われ、素直に履きました。
このとき、おれは初めて恥ずかしさから解放されました。


中学2年のときの、誰にも言えない過去です。
(2003年9月13日執筆)





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