競馬・名勝負数え唄
９６年 阪神大賞典
勝ち馬・ナリタブライアン(武豊) ２着マヤノトップガン(田原) ３着ルイボスゴールド(坂口重)
１番人気は、菊花賞、有馬と連覇し年度代表馬にもなったＭトップガン
２番人気は、３冠馬Ｎブライアン。しかし、その後の成績は振るわず２番人気に。
レースは３コーナー過ぎからこの２頭のデットヒート。
差して差されて‥‥そのままゴール板まで２頭で競馬をし、着差は頭差。
２着と３着の着差は９馬身差。まさに２頭のデットヒートで興奮マックスのレースでした。
２位
２０００年 日本ダービー
勝ち馬・アグネスフライト(河内) ２着エアシャカール(武豊) ３着アタラクシア(四位)
弟弟子、武豊の１番人気Ｅシャカールと兄貴分の河内の３番人気Ａフライト
人馬ともに壮絶な叩き合いを演じ
｢どうしてもダービーを取りたかった、豊に負けたくなかった｣
って意地が馬にも乗り移ったのか河内がハナ差先着し悲願のダービー制覇。
レース後の河内の控え目なガッツポーズがまた涙をそそるシーンでもありました。
１７回目の挑戦で見事夢を掴んだ河内騎手。本当に感動しました。
３位
１９９８年 毎日王冠
勝ち馬・サイレンススズカ(武豊) ２着エルコンドルパサー(蛯名) ３着サンライズフラッグ(安田康)
サイレンススズカは本当に強かった！
影をも踏まさぬその大逃げで、後のＧ１馬、Ｅパサーやグラスワンダーを相手に楽勝。
それだけにその年の天皇賞(秋)での事故での死亡は本当に残念でした(涙)
無事なら史上最強の逃げ馬としてもっと強い印象を残せたと思います。
４位
１９９３年 有馬記念
勝ち馬・トウカイテイオー(田原) ２着ビワハヤヒデ(岡部) ３着ナイスネイチャ(松永昌)
３度の骨折を乗り越え、１年間の休養を終えての復活戦。
あれだけ実績を残したにも関わらず、休養明けってこともあり人気は４番人気。
そのうっぷんを晴らすべく直線で強豪ビワハヤヒデ・レガシーワールド・ウイニングチケットを差し切り
見事１着でゴール。３度も骨折しても何度も立ち上がり見事大舞台で結果を残しました。
このトウカイテイオーの走りを見て、生まれて初めて競馬で泣きました。
５位
２０００年 根岸Ｓ
勝ち馬・ブロードアピール(武幸) ２着エイシンサンルイス(太宰) ３着ノボジャック(勝浦)
かなりあり得ないレースでした。ダートの上がり３ハロンが３４秒３。
東京の直線コース。直線に差し掛かった時は思いっきりシンガリを走っていましたが
矢のように１４頭をごぼう抜きし、見事に勝利！
これぞ追い込み！って走りを見せてくれたレースでした！
６位
１９９７年 日本ダービー
勝ち馬・サニーブライアン(大西) ２着シルクジャスティス(藤田) ３着メジロブライト(松永幹)
前走、皐月賞、１１番人気で逃げ切りで制し、皐月賞馬としてダービーに臨むも
人気は４番人気。しかし、皐月賞がフロックではない事を証明するかのごとく
見事に東京の２４００メートルを逃げ切ってみせたサニーブライアン。
上に書いたサイレンススズカ同様、素晴らしく強い逃げ馬でした。
その後の、大西騎手のインタビューで
｢１番人気は要らない！ただ１着が欲しかった・・・｣
と涙を浮かべてのインタビューは本当に感動的でした。
ローカルジョッキーの大西が素晴らしく輝いてた瞬間でした。
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