絶

深い傷に垂れ流す　残酷にひび割れた愛
縛り付けられては血を流す　指の先から冷めてきて

絡み付く記憶浴びて　満たせれぬ夜
偽りの無いアナタの瞳開く事はない

月明かり照り付ける　もうすぐ朝だね闇を消して

優しさを忘れた今　死に絶えるような
血塗れた身体　這い蹲ばせながら　今日も奏でる

揺れる景色の向こうに待つものは何
傷付けたね　色褪せない心を終わる事無く
朽ち果てた姿のまま夜空の下で踊る
吊るしたロープに首をゆっくりと通して

赤い雑踏道　溢れる夥しい血
涙を流す事ももう　忘れて

繰り返す未遂の中　拒絶していた
愛の言葉　もう聞こえてくる事は無い
震えていた僕の心　今日もまた傷付く
僕は僕を 飾り付けた 吊るされた姿で

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