ちちろとみのみの

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Apr 22, 2004
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難病で亡くなった少女の詩を元に作った、テレビドラマがスタートした。




-命-  宮越由貴奈
命はとても大切だ

人間が生きていくための電池みたいだ

でも電池はいつか切れる

命もいつかはなくなる

電池はすぐにとりかえられるけど



何年も何年も

月日がたってやっと

神様からあたえられるものだ

命がないと人間は生きられない

でも

「命なんかいらない。」

と言って

命をむだにする人もいる

まだたくさん命がつかえるのに

そんな人を見ると悲しくなる

命は休むことなく働いているのに



せいいっぱい生きよう



母親の言葉
由貴奈がこの詩を書いた背景などについて、母親の言葉を次に引用する。

日ごろ書くことがあまり得意ではなかった由貴奈が、この詩を先生にほめられたことでとても気を良くし、あちこちで見せまくった。まさかこの詩が由貴奈が亡くなってからこれほど反響を呼ぶとはこの時思いもしなかった。



この頃ニュースでよく自殺やなにかで、まだまだ生きられる人が亡くなるというのが流れ、皮肉にも、こども病院では大切な友だちや、お姉ちゃんたちが生きたくても病気に勝てずに亡くなるということが重なった。そんな切ない気持がこめられているように思う。

そして、その由貴奈に対して、母は次のように呼びかける。

由貴奈、お父さんとお母さんを選んで生まれてきてくれてありがとう。

人は皆それぞれ、使命や目的を持って生まれて来るんだって。特に由貴奈のように幼くして亡くなる子は、両親の成長を早めるために、短い人生を承知で生まれてくるのだということを聞きました。なるほど、これは経験したものでなければ味わえない大変な心の葛藤です。

我が子の大変な病気と闘う姿を見せられ、そして亡くなってしまう、これほどの悲しみ苦しみはないぞと思いました。でも由貴奈はお母さんに、いえ多くの人たちにいろいろなすばらしいことを残してくれました。なんてちよっと大げさでしょうか。親ばかのお母さんです。

やっとこんなかっこいいこと言えるようになったけど、由貴奈を失ってからは後悔ばかりしていました。治療の度に先生が治療方法の最終段階では親に選択させていたのです。あの時本当にあれで良かったのかから始まり由貴奈にとった態度はあれで良かったのか、病院にいるときもっと一緒にいてあげれば良かったとかきりがないのです。そんなことを思いながら車で一人になると涙が止まらなくて・・・。

でもね、考えたら人の人生と比べたら長さは短かったけど普通の一生を濃縮したかなって思えるんです。あれだけ多くの人と知り合って多くのことを経験し、命の尊さをもうんと身近に感じていただろうし、それでまるでその勉強の成果みたいにあの「命」という詩を作っちゃうし、ほんとうによくやったね、よく頑張ったね、由貴奈いろいろありがとう。

最後に病気から守ってあげられなくて本当に・ご・め・ん。 おかあさんより




おかあさんの言葉、由貴奈ちゃんの詩
あついものが込み上げる。


今すぐにでも死にたい・・と、思っている人たちに
目を覚まして欲しい。

自分自身、昔死にたいと思った時があるから
気持ちが分からないわけでもない。
でも・・

「命」この詩を聞いて
昔の自分自身を恥じた。

寿命というその時まで、生きていなくちゃ

そう思う。

今うつ病で、死にたい・・と思っている
私の友人にも、話してあげたい。
でも、死にたい・・生きていたくない・・と言うのが
うつ病の症状だというから・・
病気に、打ち勝ってほしい。

と、思う。






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Last updated  Apr 24, 2004 12:03:50 AM
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