Tapestry

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サンタフェ・キャンプの旅<5>



7/28/2004

次の日、最終日はやっとサンタフェをいろいろと見てまわる予定だった。

まずは子供達の為に「CHILDREN MUSEUM」に行った。
狭い敷地で小さな建物と、同じくらいの面積の庭があり、
こじんまりとした所であったが、ここがなかなか面白かった。
子供も大人も楽しめるようなシャボン玉だとか、
フェイスペインティングだとか、ロック・クライミングだとか・・・。
がらくたで作った楽器があったり、砂場があったり、
ヘビや鳥なんかもいたり・・・。
一口にミュージアムと呼べる様なモノでもなく、
大人も子供に帰って遊べるような遊び場、と言う感じで、
とても良かった。こういうのが家の近くにもあるといいのに。
ここは入館料が4ドルだったが、その値段では、
施設や道具の維持だけでも赤字らしく、
不足分は寄付で補っているらしい。
やたらと従業員が多かったが、多分そのほとんどが
ボランティアなのだろう、と思った。
中学生くらいの若~い男の子達も多かったからだ。
こういう所でボランティアとして働くのは、楽しいだろうな。


その後、適当に見つけたメキシカンレストランで
フィッシュ・タコスを食べ(これが美味だったよ~ん!)
その後 「GEORGIA O"KEEFFE MUSEUM」 へ行った。

オキーフの絵は、今まではあまり気に留めた事はなかったのだけれど、
やはり実物は素晴らしかった。
芸術を語るのは得意ではないので、うまくいえないのだけれど(^^;)
余計な物がなく、シンプルな彼女の絵は、
それでいて「描きたい」という気持ちが伝わってくるような力強さもあり、
今まで写真で観ただけではわからなかった魅力をひしひしと感じた。
彼女を紹介したビデオも上映していたのだが、彼女の伴侶であり、
有名な写真家であるアルフレッド・スティーグリッツが撮った
彼女自身の姿も魅力的で、その事も更に、
彼女の人間的魅力とか、ニューメキシコと言う土地に
そこまで惹かれたいきさつだとかも垣間見えて、
とても興味深い物だった。

次に訪れたのは、謎の老人に作られたという螺旋階段がある
「LORETT CHAPEL」 で、この階段の作りは、今もなお謎が多く、
テレビ番組でも取り上げられたらしい。
すっかり観光地化しているこのチャペルで、
お約束のようにペニーの刻印(?)を子供達にひとつずつ作って帰った。

*ペニーの刻印(実際なんと呼ぶのか忘れたが^^;):アメリカの
観光地に行くとよくある物で、50セントとペニー(1セント硬貨)
を入れると、ペニーがグニュっとローラーで引き伸ばされ、
同時にそこに刻印が入ると言うしくみ。
ちなみにここでは、名物の螺旋階段の絵が刻印されました。^^)


そこから長~いドライブで帰路につき、家に辿り着いたのは、
アリゾナ時間の10時半(ニューメキシコでは11時半)ごろであった。

すごく疲れたけれど、とてもいい思い出が出来、
楽しい旅となった。プーもピグレットも

「楽しかった~!特にプールが・・・!」

と言ってくれてます・・・。トホホ・・・。(^^;)

キャンプの楽しいところは、何といっても家族がずっと一緒に過ごせる事と、
子供達も同じ様に働いたり用事をしたりできる事、
そして何よりも周りが自然でいっぱいな事、などなどたくさんあります。
慣れない間は大変な事も多いけど、慣れていくにつれて、
快適なキャンプもできるようになってくるかな?
子供達も成長して、来年はもっと楽になるでしょう~~~!
(って毎年恒例になりそうやわ~。^^)


サンタフェのダウンタウン。もっといい場所もたくさんあったけど
写真はあまり撮れませんでした。>人多し。

Santafe1


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