2012.08.24
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 同じ日本人として悲しみを隠せないのと同時に、犯人に怒りの矛先を向けていらっしゃる方も多いと思います。

 しかし、個人海外旅行を趣味にしている方や、海外長期滞在経験者の視線はまた一味異なってくるでしょう。
 危機管理がなってない、こういう日本人が海外在住の日本人の印象まで悪くしているのだと。
 本当に残念なことですが、私もこの件に関しては厳しい意見を言わざるを得ません。


海外ではちょっとした油断が災難を呼ぶ


 一昔前に比べると日本もかなり物騒になりましたが、それでも日本では普通に過ごしていれば身の危険を殆ど感じずに済みます。

  1. 電車やバスの中で死んだように眠る。
  2. 食事中、床やテーブルにバッグを置く。
  3. スーパーやデパートで中身が見えるように財布を広げたり、小銭がないからと小額の商品を高額紙幣で支払ったりする。
  4. 日没後に一人で外を歩く。
  5. 日中に、緑の多い公園に一人でのんびりと散歩する。
  6. 人通りの少ない所にある ATM でお金を下ろす。
  7. 自分のセンスの高さを世間に知らしめるために、全身高級ブランド品で身を固めたり、肌を露出させたファッションをする。

 海外で単独行動するときには、上記はすべてアウトです。その理由は文末の拍手からご覧になれます。
 ピンと来なかった方は、残念ながら単独行動は向いていませんので、団体旅行の参加を強くお勧めします。

 日本人は身だしなみがきちんとしていることや、高価な装飾品を身につけている人が多いことで良く知られていますが、海外ではそれが仇となってしまうことがあるのです。

 日本にいるときと同じように露出度の高い格好がしたいのであれば、お抱え運転手を雇い、使用人(ボディガード)を付けてください。
 いざというとき、彼らを楯にして生き延びることができます。

 それができないのでしたら、現地の人たちの行動様式や服装を見習い、大衆の中で目立たないようにしてください。単独行動で和服や浴衣の着用もあまりお勧めしません(胸元、首筋、後姿の体の線がはっきりと出るからです)。パーティに御呼ばれした時に正装したいのなら、エスコート役を立てた上で着用してください。

 ショルダーバッグを避け、リュックサック(これも場所によっては危ない)や、ウエストポーチを使用するなどして、貴重品は肌に一番近い所に身につけてください。



 万が一、単独行動中に人気のないところでナイフや拳銃などを突きつけられて金品を要求されたら、いきなり大声で助けを求めるのは逆効果です。
 日本とは事情が違いますから、いきなり刺されたり、撃たれたりすることは想定の範囲内となります。
 黙って要求されたものを差し出しましょう。

 経験談を少し挙げますと、私は空き巣に入られたことや、バスに乗っているときに後ろの乗客からシステム手帳を取られたりしたことがあります。手に持っていたにも拘わらずです。きっと彼は私の手帳を財布と勘違いしたのでしょう。
 知人は中東でボランティアをしていましたが、仲間の一人が銃で撃たれて死にました。
 大学時代の仲間の一人は、仲良くしていたと思っていた知り合いにクレジットカードを悪用されました。

  かなり警戒していても、運が悪ければかなり危険な目に遭うことがあるのが海外だと思ってください。

もし、絶体絶命のピンチに追い込まれたら


 これは私自身が経験していないことなので提案しかできないのですが、自分の命が本当に危ないという状況に追い込まれたら、相手に傷を負わせたり、最悪の場合殺してでも生きる方を選択してください。声を上げるだけではダメです。

 ピンチのときに、巧い具合に警察が来るのは映画やドラマの世界だと思った方が良いでしょう。
 国によってはある程度金を積まないと、まともに警察が動かないという話も聞きます。
 皮膚を噛みちぎる、急所を狙う、目を突く、何でも良いですから渾身の力を込めて相手と闘うしか最善の手段が見つかないこともあります。

英語はワイルドカードではない



 言われたことが理解できなくて、その場を取り繕おうとヘラヘラ笑顔を見せる人がいますが、現地人から言わせると(実際言ってた)笑うべきところでは無いところで笑顔をされるのは薄気味悪いものがあります。

 言ってることが理解できなければ、真顔で I don't understand. と言えば済むことです。
 また、こちらから頼んでもないのに馴れ馴れしく言い寄ってくる人がいるかもしれませんが、ほぼ 100% 下心がありますので、現地に慣れていないうちは英語ができないフリをして無視するのが得策です。

 あまりにフレンドリーな日本人も危険かもしれません。
 同じ日本人でありながら現地に不慣れな日本人を食い物にしている在住者も少なからずいるためです。


 自分が英語の上級者であっても、それは現地の人間にとっては重要なことではありません。
 またたとえ現地人が英語を話せても、英語が第一言語でない以上は、現地人同士では基本的に母国語で話すでしょう。

 最終的には現地語を理解しないことにはどうにもならない状況が発生し得るかもしれません。
 信じてた人があなたの目の前で母国語であなたの悪口を言うことがあるかもしれませんし、英語で言っていることと母国語で言っていることの内容に大きな隔たりがある可能性だってあるのです。

 トラブルに巻き込まれたとき、自分の身を守るのは自分しかないのですが、それでも現地人の手を借りなければ解決できない問題が発生することがあります。
 そんなとき、現地語がまったく歯が立たない状態ですと、先方の都合で勝手に処理されてしまうことがあるのです。

 単独で現地入りするなら、必要最低限の日常会話力と読み書きを身に付けてからにして欲しいと切に願います。

 現地語ができることで、現地人もあなたに一目置くようになりますし、相手が嘘を言っているのかどうかを見抜けるようになります。
 逆に自分が現地語をできないフリをすることで、有利な状況を作ることもできるかもしれないのです。


 命あっての物だねですから、準備期間を設け、現地の事情をよく調査した上での渡航を強くお勧めします。


 最後に、楽しいはずの海外旅行が、人生を棒に振る経験で終わってしまう可能性は誰にでもあることを教えてくれる映画を一つご紹介します。

ブロークダウン・パレス

 卒業旅行でタイを訪れた二人の少女が、現地で出会ったイケメンのオーストラリア人にコロっと騙され、麻薬の運び屋に仕立て上げられ投獄されるという話。
 自分の知らぬ間に運び屋をさせられて、冤罪の晴れぬまま獄中生活を送る日本人もいるのも悲しい現実です。




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最終更新日  2019.02.14 21:17:45


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