2014.01.31
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 少し前に、美少年アイドルが出血大サービスでいろいろやってくれている性春映画をご紹介しましたが、今回はその第二弾となります。



 誤解なきようにお断りしておきますが、当方はこのジャンルの映画ばかり観ているわけではありません。
 ジャンルにとらわれず、コメディからシリアス、そしてときどきグロいのまで幅広~く鑑賞し、個人的にみどころ感があると思った作品をテキトーにご紹介しております。


 今回ご紹介させていただく映画は、1995年作品『渚のシンドバッド』になります。

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 『渚のシンドバッド』といったらピンクレディーでしょう、という方は恐らく私と同年代、またはそれ以上の方か、半田健人バリの昭和歌謡曲大好き人間かもしれませんね。


 今は亡き祖母が、彼女らがテレビで踊る姿に目を細めながら「ミニスカートは10代までだよ」と強い口調で言ったことが強烈な刷り込みとなり、二十歳を過ぎてミニスカートを穿いているお姉ちゃんたちは変な人たちだと思い続けていました。

 そんなわけで、五十路を過ぎた今もなおミニスカート姿で大股開きで踊ってくれるピンクレディーは、私のなかでは変な人たちなんですけどね。
 とは言いつつも、ハナタレの頃にちゃっかりベスト盤を買ってもらっていたりするわけでございます。

ピンクレディー


わかりやすいあらすじ


 性の目覚めとともに、目の前に立ちはだかるゲイという壁の厚さに愕然とする主人公。

 悶々とした気分のやり場に困っているうちに、自分よりももっと変な女に付きまとわれるようになり……。

 そんな高校生たちの妙に甘酸っぱく、そして無意味で宙ぶらりんな経験の数々。

みどころ


1. 長回しの多用

 カメラを固定させたまま、延々と風景映像が続くところや、登場人物に好き勝手やらせているところを、第三者の視点でのぞき見するのがこの映画の楽しみ方のひとつになります。

 学生時代によくありがちだった、無駄な時間だけが勝手に過ぎていく、そんなやり切れなさがよく表現されていますね。
 ストーリー進行も淡々としているので、眠くなってくる人、この調子に乗せられて最後まで観てしまう人と好みは分かれるところです。

 同じように長回しを多用している作品としては、ドイツ映画『ベルリン天使の詩』がすぐに思い浮かびます。
 芸術色のつよい素晴らしい作品なのですが、友人はこの長回しに耐えられず、上映時間の半分は寝てました。
 そんな映画です。



 邦画では、『人のセックスを笑うな』あたりが同様に長回しを楽しめると思います。




2. 浜崎あゆみのすごさ



 美容整形で顔が変わる前の彼女を拝める珍しい作品でもありますが、ポップアイドル歌手としてデビューしたときの可愛くて清楚なイメージとは裏腹に、こちらでは大人のグッズまで持ち出して登場する大胆さでございます。
 愛想笑いゼロ、男に絶対媚びない可愛くない女の典型例かもしれません。
 そこがやってくれるな!という感じですね。

 当時の姿を惜しみつつも、彼女が女優業に戻ってくる日を心待ちにしている人も意外と多いのではないでしょうか。


3. 優柔不断なヤツは嫌われる



 主人公もヘタレなりに「好き」と言葉にできる強さを持っていますし、風変りな女は最初から言いたいことを言っています。
 唯一言えてないのが主人公が好きになった相手ですが、彼は流されまくっています。

 その場を何とかやり過ごそうという態度が裏目に出て、最後はイタ~イ目に遭ってますね。


どうでもいいトリビア


・監督がゲイをカミングアウトしている

 橋口亮輔監督ということで、同監督の過去作品もチェックしてみたんですが、意外と観てましたね。
 『二十歳の微熱』、『ハッシュ!』もドゲイの世界ですが、今思い起こしてみれば、作風がどこか似通っていたりします。

 ゲイが撮るゲイの日常もテーマとしては悪くないですし、認知度を広めていくためには必要なことだと思いますが、ゲイをまったく匂わせない映画も観たいですね。

 『渚のシンドバッド』は主人公がゲイですが、思春期にありがちな友情や恋愛のもつれや、感情のぶつかり合いがみどころですので、そういう意味では、ゲイ映画と片づけるにはもったいない気がします。


 同監督の最新作は、全身タイツマニアのディープな世界を描いた『ゼンタイ』になります。
 タイトルからして名作の予感がするので、いつかレビューしたいと思います。

ゼンタイ 公式サイト [外部リンク]



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最終更新日  2014.03.10 10:02:57


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