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2024年01月27日
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テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習 (角川新書) [ 廣末 登 ]

テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習
廣末登/〔著〕
シリーズ名 角川新書 K-410
出版社名
KADOKAWA
発売日 2023年01月10日

本の内容

商売の原初の形態といえるテキヤの露店だが、消滅の危機にある。暴走する暴排条例によって、ヤクザとは違う、反社でない組織も排除されているのだ。そもそも薄利の品を祭りで売る、縁日を支える人たちはどのように商売をし、どう生活しているのか?業界の課題は何か?テキヤ経験を有す研究者がオーラルヒストリーを通じ、縁日の裏面史を浮き彫りにする!貴重なテキヤ社会と裏社会の隠語集も掲載。


まえがき
元暴五年ルールが半グレをつくった/暴力団とテキヤを同一視することは誤り

序章 テキヤ稼業とはなにか
テキヤに入門する/コロビ、ナシオト、ゴランバイ、サンズン/祭りが終わった深夜、境内や参道を掃除する/ヤクザとテキヤは祀神が違う/保守点検、共益費の回収も世話人の仕事/盃事で頼りにされる  テキヤ

第一部 テキヤの世界

第一章 テキヤ稼業の実態――元世話人の回想
由緒あるテキヤ組織の事務局長/野球と永ちゃんと中学時代/暴走族のシノギはパー券とアンパンの販売/最初の逮捕は保護観察処分だ った/お次は在宅試験観察/少年保護施設で暮らす/シャブの縁がテキヤへの道/部屋住みは、親分の理不尽にひたすら辛抱/昔は警察公認で「手配師稼業は簡単にまかり通った/親分の目を盗みパチンコ三昧/障害事件で逮捕される/本格的に商売の道へ/我が家のネタは「ソースせんべい」/少しずつネタを増やす/バイはつらいよ/酉の市の熊手の商売は助け合い/昔は刑事さんもお客さん/商売を研究する/テキヤ組織での役割/祭りの混雑をさばくのも世話人の仕事/暴排条例で何もかも一変した/バイだけでは食えず、建設職人と二足の草鞋/足を洗う覚悟の時/妻の病再び/二人だけの最後の戦い/それぞれの旅立ち/これからの決意 etc.

第二章 戦後縁日史――帳元の娘の回想
江東三寸帳元の娘の話/テキヤ稼業は闇市から始まった/江東三寸の帳元に推される/結核を患い入院して大暴れ/お陰様のテキヤ稼業/「三回目は捨てる」という子育てのルール/博打で負けるも付き合いのうち/家借りるなら買っちまえ/帳元の娘が就職する/「あんた、表しか戸はないじゃないの」/義兄へのアドバイスがテキヤ稼業の入口だった/テキヤのショバ入りと母のバイ/人形作りは職人技「知りたいと思ったら盗め」/テキヤの葬式じゃあ、ちらしちゃダメ/太陽は空にだけではなく、下町に住む人たちの心の中にあった/人形師になるために試行錯誤/父亡きあと最初のバイ/前金も契約書もない、ご縁による商売/一期一会の出会いと思わぬ再会と/縁日という人間交差点 etc.

第三章 彼らはどこから来て、どこに行くのか
商売の原初の形態/戦前に露天商は減少していた/闇市での再興/副業がないと厳しい/縁 ほか

・著者、1970年生まれ、書き下ろしのようです。





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最終更新日  2024年01月27日 00時00分26秒
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