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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ しょうばんのハッピー・サクセス・ストリート Vol.2◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■ 今週のお言葉 -先人の知恵- ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■ 『心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる』 松井 秀喜====================================================================いまやニューヨーク・ヤンキースの5番バッター、打点100と大活躍の松井選手。この言葉は高校時代の監督から教わった言葉とのこと。これだけの才能と実績を出している選手でありながら、一つ一つの行動を変えることがすべての始まりだということを身をもって体現している。私もいまできることからチャレンジしてこう。いま最大のチャレンジは早起き。さーがんばって続けるぞ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『9月18日 高収益TOP3%倶楽部勉強会』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ------------------------------------------------------------------ 『世の中は自分の為にお金を出して実験してくれている』 ------------------------------------------------------------------ ●「営業マンは断ることを覚えなさい」でおなじみの石原明さんが 主催する高収益TOP3%倶楽部勉強会に参加した。 ●石原さんとの出会いはふらっと立ち寄った本屋さんで1冊のムック (顧客が毎日増える売れる!仕組み 石原明著 宝島社)を購入した時だ。 ●その表紙にでている顔写真が少し上目遣いで、ムスッと感じだったことと 「営業マンは断ることを覚えなさい」なんて本をだしているイメージが強か ったので、かなりおっかない人だと思っていた。 ●しかし、お会いして直接話を聞いてみるとイメージとまったく 違うので驚いた。物腰も柔らかく、優しい語り口でユーモアもある。 さすがトップセールスと感じさせる。 ●会場には今回初めての人達がたくさん来ていたようだが、石原さんは やわらかい物腰で「私はお客さんを選びます。嫌なお客さんとは 付合いません。」と[さっらと]いわれた。 ●私はもう「断られてしまった」のだ。おそらくこの会場にきている人たちは 石原さんの主催する勉強会会員になる可能性が最もある優良な見込み客だ。 「営業マンは」の中で書かれている、主導権はもうすでに石原さんの中にある。 ここでも実践していると感心した。 ●実際のお話は予定を延長して2時間半あったが、あっという間だった。 感じ入るポイントがあまりにありすぎて、ノートをとる手が止まらなかった。 すべてを書きたいが、できないので石原さんが冒頭で話した一言を 紹介する。 ●『世の中は自分の為にお金を出して実験してくれている』 ●世の中で起こっていることはすべて儲けのヒントになる。 自分では行えないマーケティングや投資を他人が行っている。 その成功、失敗のポイントを注意深く観察すると 自分のビジネスに生かせると。 ●さらにレベルがあがると「すべて自分の為にやってくれているんだな と感じる」ともいっていた。私にこの話はピンとこなかったがヒントは 大いにあると感じた。 ●注意深く観察してみよう。 自分のビジネスのヒントは転がっていないか。 さあ実践だ!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ * 今週出会えた本 * -いつも<気づき>をありがとう-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1.【オグ・マンディーノに学ぶ営業の技術 営業マンはつくられる】 著者:ロバート・ネルソン 「田辺 希久子 訳」 ダイヤモンド社 1,500円 2.【脳が若返る30の方法】 著者:米山 公啓 中経出版 1,300円 3.【大好きなことをしてお金持ちになる】 著者:本田 健 フォレスト出版 1,300円 4.【はじめの一歩を踏み出そう】 著者:マイケル・E・バーガー 「原田 喜浩 訳」 世界文化社 1,400円 5.【1日7分間 願望実現イメージトレーニング [願望別実践テクニック編]】 著者:カタイチ アラタ 同文館出版 1,700円 6.【クチコミニティ・マーケティング】 著者:日野 佳恵子 朝日新聞社 1,300円 7.【お客さまがきたくなるブーメランの法則】 著者:ファーガル・クイン 「太田 美和子 訳」 かんき出版 1,300円 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ●今週のピックアップ:【はじめの一歩を踏み出そう】>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>起業がなぜ失敗するのか、成長過程での問題点は何か?成功するためのモデル作りとそのポイントを「サラ」と「著者」との対話形式でわかりやすく説いている。1人の人間が「起業家」、「マネージャー」、「職人」という3つの異なる人格をコントロールしなければ、事業はうまくいかないという視点には大変気づかされた。また、今後事業が成長していくにあたって問題になる点を明確に指摘し、自分がいなくても事業がまわる仕組みづくりをすることが大切だということも心に響いた。成功するためのステップの中に「大企業のように組織図をつくり今からその役割を分担する。」という項目があるが、これは一人で事業している人も必ず必要だと思う。アメリカの成長企業500社のCEOを対象にしたアンケートで「7つの習慣」(第2位)「ビジョナリー・カンパニー」(第3位)という著名な作品を抑えて第1位になったのも頷ける。これから自分で起業しようと考えている人、もうすでに事業をはじめている人で特に「職人気質」の人小規模事業経営者にはお勧めの1冊この本はしょうばんの「繰り返し読むすばらしい本」リストに入りました。**********************************================================== 今週の体重コーナー ちーと恥ずかしぃーっですが!================================== ◎目標体重 73.0キロ ■今週末の体重 76.4キロ ▲目標体重との差 3.4キロ □先週との差 +0.2キロ先週末の数字より少し増えてしまった。しかし増えてしまったというよりはよくここまで戻したという感じ。水曜日に食べ放題のお店にいき「これでもかー」と食べてしまった。そのときの体重が77.8キロ。これではまずいと節制とランニングで何とかリカバー。体重は少し油断するとすぐ増える。あー気をつけなくちゃ!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 編集後記~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~冒頭にも書いたが、今現在「早起き」にとりくんでいる。毎朝4時50分に起きている。前から早起きがいいことはよくわかっていたが、全くできなかった。何度か挑戦してもすぐめげてしまう。もうできないと半ばあきらめていた。しかし、最近は毎日続けて起きている。これは自分にとっては驚くべき事実だ。なぜできているのか?その理由は自分で『宣言』してしまったからだ。「早起きサイトのスギポンさん」の早起き仲間に参加してhttp://plaza.rakuten.co.jp/getupearly 『早起きして実り有る豊かな朝の時間を手に入れる事を誓います。』と宣言してしまったからだ。だからといってやらなくてもいいのだが、そうはできなくなる。『宣言』の威力を大いに感じた1週間だった。何かをしたいときは先に『宣言』するのもいい方法かもしれない。これだけたくさんの人が見ているのだから。早起きサイトのスギポンさん、その仲間達のみなさん本当にありがとうござます。そしてこのサイトに来てくれたみなさん私はこれからも『早起きして実り有る豊かな朝の時間を手に入れる事を誓います。』ここでも宣言してしまったのでますます寝坊できなくなるなー。 しょうばん。
2003年09月23日
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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ しょうばんのハッピー・サクセス・ストリート Vol.1◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■ 今週のお言葉 -先人の知恵- ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■ 『人が成功するためにはもっていなければならないものがあり、 それは明確な目的と、自分が望むものを承知していることと、 それを成就したいという強い願望である』 ナポレオン・ヒル=================================================================しょうばんも達成したい夢リストを常に持ち歩いています。たまに眺めたり、書き換えたり、書き加えたりしています。続けていると自分が何を望んでいるのかよくわかるようになりました。結構意外なものに興味があったっりして、ときどき自分でも驚きます。人生とは自分探しの旅なんでしょうかね。これからも書き続け、自分を探し続けます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『9月10日 東京非凡塾』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ --------------------------------------------------------------- 『自分がして欲しいサービスをお客さんにしているだけです』 --------------------------------------------------------------- ●東京非凡塾に参加した。 地球探検隊エクスプローラー隊長である中村さんに声をかけていただき、 ベルテンポ・トラベル・コンンサルタンツの高萩さんの講演を聞きにいって きた。 ●前回は都合がつかなかったので、今回は何とか参加したいと思っていた。 しかし、こういう日に限ってこの時間にアポイントが入っている。 先方に早めに連絡を入れて何とか変更してもらう。 ●当日の会場は熱気に包まれていた。もう入れないくらいの沢山の人だった。 秘術クラブのメンバーや最近の勉強会でお会いした方もたくさんきている。 久しぶりにお会いした方でも昔からの友人のように挨拶してもらえる。 こんな熱のあるいいベクトルを持った方々と出会い、そして学べるのは 本当に嬉しい。 ●今回の講師の高萩さんはビデオで拝見したことがある。カヤノさんの主催 する九州ベンチャー大学の講演ビデオだ。あまり人を褒めないカヤノさんが 余りに賞賛していたのですぐビデオを購入した。 ●今回の講演も高萩さんの静かで力強く、かつユーモアがあるお話から いくつものメッセージを受けった。座った体勢が悪くノートは取れな かったのだが、講演が終わって1行だけノートに書いた言葉がある。 ●『自分がして欲しいサービスをお客さんにしているだけです』 ●サービスということを本当に考えさせられた一言だった。 自分は自分の顧客に同じことができているだろうか? 自分がお客さんであれば望むサービスを自ら考え 提供できているだろうか? ●成功哲学の本によく「黄金律」という言葉がでてくる。 「自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず、他人にしてあげることだ」 彼の経営スタイルはまさにこれを地で行っている。 ●私も今日からできることは変えていこう。 そして常にその視点を持つことを忘れないでいよう。 さあ、明日から実践だ。 ●高萩さんへ 素晴らしい教えをありがとう。 ___________________________________________________________________________ 今週出会えた本-いつも!気づき!をありがとう-____________________________________________________________________________1.【カエルを食べてしまえ】 著者:ブライアントレーシー 「門田 美鈴 訳」 ダイヤモンド社 1,200円2.【「朝の習慣」を変えると人生はうまくいく!】 著者:佐藤 富雄 青春出版社 1,300円3.【「仕事ごころ」にスイッチを!】 著者:小阪 祐司 フォレスト出版 1,500円4.【マーフィー 欲しいだけのお金が手に入る!】 著者:J・マーフィー 「マーフィー”無限の力”研究会 訳」 三笠書房 1,300円5.【節税の鬼になる本「会社編」】 著者:小栗 悟 中経出版 1,300円6.【無敵の営業道】 著者:鈴木 康友 ぱる出版 1,400円7.【なかなかきめられない!損な人たちの心理分析】 著者:齊藤 勇 大和書房 1,200円 ____________________________________________________________________●今週のピックアップ:【カエルを食べてしまえ】------------------------------------------ 最も重要なことを見極め、首尾よくかつ手早くこなすことが成功につながる事を簡潔に説いている。タイトルの「カエルを食べてしまえ」とはカエルを「難しいこと」、「重要なこと」に置き換えだからこそ「一番に優先して行う習慣身をに付ける」ことで成功を収めることができるのだと。今回この本を選んだのは著者のブライアントレーシー氏との縁があったからである。詳しい話は今後お話するときがくるかもしれないが、以前、彼が考案したプログラムに参加したことがある。そこでの学びは非常にいまでも役にたっている。この本は彼の考え方、信念がシンプルかつ明快に書かれている。「嫌な事はどうしても先延ばししてしまう人」にお勧めの1冊。 しょうばんも繰り返し読まなければ・・・・。____________________________________________________________________________=========================== 今週の体重コーナー ちーと恥ずかしぃーっですが!=========================== ◎目標体重 73.0キロ ■今週末の体重 76.2キロ ▲目標体重との差 3.2キロ最近の限界点75.6キロになかなか戻らない。お酒を飲める日を週に2日と決めているがその飲める日につまみを食べ過ぎているのかなー?でもそのつまみがお酒の楽しみを味わ深いものにするのになー。お酒を減らす?おつまみ減らす?あーーどっちも捨て難し!!週末はウォーキングデイ今日も1時間走ろうット・・・!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 編集後記~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ちょっとまた変な気合が入ってしまって、長くなってしまった。前回のゴキトークは調子に乗ってただ書いてしまったので、今回は自分の「成功したいベクトル」を中心に書いてみた。どうしてもウイークデーは仕事に没頭し、休日も朝から出かけて忙しい。週末の夜ぐらいはできるだけ書き込みをしようと思う。できるだけこのアウトプットを自分のビジネスの顧客に対しても出していきたい。まったく情報を更新しなかった間もサイトに足をはこんで下さった皆さん。嬉しいです。ありがとう。あしたから始まる1週間がすてきな1週間でありますように。 しょうばん。
2003年09月15日
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この日は久々にお風呂の掃除をした。トイレの掃除はちょくちょくしてるけど、風呂の掃除は面倒くさくてあんまりしない。ユニットバスを仕切る布も少しカビが生えて黒ずんでいた。見た目気分がいいもんでもない。そこで「いっちょきれいにするか」と思いたった次第だ。カビや汚れを落とすのは「ドメスト」っていう薬品。殺菌効果も高いらしく、ニオイもきつい。でもこれは本当に汚れが落ちる。ユニットバスをしきる布もみるみるきれいになっていった。ついでに便器、床、洗面台をドメストで磨いた。スミからスミまでだ。本当にきれいになった。お世辞ではなく、引越ししたてのようだ。でもこの薬品はニオイがきつい。昔小学校のプールに入った時の塩素のようなニオイがする。ちょっと懐かしいがいいもんではない。換気扇はしばらく切れそうにない。ユニットバスの入り口の扉は半開きにしてある。少しでも風が通れば早く臭いが抜けると思ったからだ。しかし、部屋の構造から風の通り道を考えるとどうみても風は通らない。やはり時間がかかりそうだ。私は凄くきれいになったユニットバスを見て気分が良かった。「ニタニタ」していた。もし他人がみたらユニットバスをみて「ニタニタ」しているのだから気持ち悪い光景だ。自分の部屋で良かった。それからユニットバスにはいかなくなった。しばらく意識して、「行かないようにした」というのが正しい言い方だ。せっかくきれいにしたのに汚れるからだ。すこしでも長くきれいな状態を保っていたかったからだ。人間の心理は不思議なもので新品やおろしたてのものは大事に扱う。でも使い込んでくたびれてくると粗末に扱う。新しくても古くても常に物は大事にしなくてはいけないとわかっているが、それができない。なぜだろうか?でも今回のユニットバスの掃除は新品な新しい部屋の一部を手に入れた気分だ。だから嬉しいのだ。それで少しでもトイレに行きたくない気持ちになった。我ながらこんなことで喜びを感じるなんてかわいいものだと思った。でもこのユニットバスに足を踏み入らない時間がこれから話す出来事を生んだのかもしれない。ここからが書きたかった本題だ。自分にとって、衝撃的だった。読んでくれる人は気分が悪いかもしれないが、書かずにはいられなかった。とうとう我慢していたトイレに行く時がきた。寝る前まで我慢したが、やはり行かずにはいられない。そこでトイレにはいって電気をつけた。驚いた・・・・・。洗面所の水道の蛇口の上にゴキブリが2匹いるのだ。1匹は通常のゴキブリだ。しかしもう一匹は真っ白だ。本当に真っ白だ。透き通るような白だ。触覚の先から足の先までだ。本当に驚いた。今まで見たこともないし聞いたこともない。でも気持ちが悪いのではない。・・・・・うつくしいのだ・・・・・・ゴキブリをみてうつくしいという神経はちょっとおかしいのかもしれない。でもこれを読んでいるみんなに見せてあげたかった。「ゴキブリ」という汚くて生命力の強い「悪のイメージ」と「白く、うつくしい」イメージがあまりにかけ離れていて自分で書いていてこっけいなくらいだ。どれだけ技術が進歩してもつくりものであれだけのものが作れるだろうかと思うくらいうつくしかった。通常の黒いゴキブリは腹をだしひっくりかえっていた。白いほうは通常の状態。最初、状況が把握できなかった。なぜ1匹は白いのか?なぜ2匹一緒にいるのか?なぜ1匹はひっくり返っているのか?そこで「はっ」とした。今日掃除をしたではないか!ドメストを使ってスミからスミまで!ニオイもきつかったではないか!ニオイのきつさにたまらず出てきたのか?あまりの殺菌力で脱色されたのか?どこから出てきたのか?扉をあけていたからか?疑問がいくつも浮かび上がった。でもその答えは見つからない。答えが見つかることと、ゴキブリをそのままにしておくのは別の問題だ。このままにはしておけない。こんなにゴキブリのことを書いていていうのもなんだがゴキブリの研究家でも愛好者でもなんでもない。ただのゴキブリ嫌いな住民だ。驚きも一段楽して我に返った。「さっさと片付けなければ」と思った。私のやり方はこうだ。5枚くらい引き出したティッシュを重ねてゴキブリの感触を伝わらないようにしてつまんでからトイレに流す。今日もこのやり方でやろう。しかも2匹一緒にいるから、慎重にやらないと2匹がそれぞれ違う方向に逃げてしまう。そうなると厄介だ。慎重にやらなければならなと思いティシュを用意して近づいた。でも少し様子がおかしい。どちらもまったく動かないのだ。部屋でゴキブリを見つければとてつもない速さで動いていく。なんでこんなに速く走れるんだというくらい速い。「人間が同じ速度で走ったら100メートルを何秒で走れるのだろう」とくだらないことを真剣に考えたりする。でも動かない。なぜだ?あんなに速く動くゴキブリがなぜ動かないんだ。そこで思った。いや頭の中が整理された。つながった!「脱皮したのだ」と。そのときゴキブリが脱皮するという知識はなかった。でもそうだと確信した。2匹いること。1匹が白いこと。1匹が黒いいつもの奴だということ。でもゴキブリは好きじゃない。早くつまんで捨てなければ。でもここで私は決定的な間違いを犯していた。ティッシュをおろした。そこでまた驚いた。リアクション芸人もびびる驚き方だ。動いたのだ。高速で。しかも・・しかもだ・・白いほうが!!!!!!!先ほどの間違いだが、脱皮した抜け殻が白いほうだと思い込んでいた。私には衝撃的だった。いつもの動きだ。あの高速の!あたりまえだが抜け殻の方は簡単につまめた。でも動いたのは白くうつくしい高速系だ。とてつもなく速い。とてつもなく白い。でも彼にとっては不運だった。ここは部屋のように隙間がたくさんあるところではない。逃げ場がないのだ。大好きなスキマがないのだ。そこで私と彼のチェースが始まった。高速で動く彼。すばやく動く私の手。でも勝負はついていた。そして彼は捕らえられた。いくら速くてもさすがに捕まえられる。彼は観念したようだった。過去に捕まえた時は見もせず、すぐにトイレに流してしまうのだが、じっくりとみた。いや見つめた。やはり、・・・・・・・・うつくしい・・・・・・小さい頃、カブトムシを飼っていた。男の子ならみんなそうだと思うが、よくカブトムシを捕まえたものだ。でもそれでは飽きたらず大きな発泡スチロールの中で親から卵を産ませ幼虫から成虫まで育てたことがある。その進化のクライマックスが幼虫からさなぎになりさなぎから成虫になる瞬間だ。そのさなぎから成虫になる瞬間を一度だけ見たことがある。さなぎから出てきたカブトムシの羽が乾くまでの間に色が2回変わる。大きく鮮やかに。最初出てきたときは羽がまっ白い。乾くにつれて鮮やかな黄色になり最後に黒くなる。そしてみんながしっているカブトムシになる。その白い羽のカブトムシの背中を思い出した。あの「しろ」だ。でもカブトムシは羽だけが白かった。でも彼は触覚から足の先までだ。色がついているのは確か彼の「目」だけだっと思う。そのときは学術書にも出ていない新種だったらどうしようなんて思ったが、そんなことは得てしてありえないことも経験上わかっていた。あきらめはついた。そして彼に別れを告げた。しばしのドキドキをありがとう。「さようなら」そしてトイレにながしちゃった・・・・・。おしまい。最後までご精読いただきありがとう。そのあとネットで調べたらやはり脱皮直後の状態だった。でも人目につく所では脱皮することはほとんどないらしく、見られる事はかなり低い確率らしい。あるページでは幸せになれるとも書いてあった。幸せになれるといいなー。あっ!流したの忘れてた・・・・。 しょうばん。
2003年09月09日
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