2011年08月28日
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私は業が深かったが、多くの理解者もまた得たのだね。
「日野の悪夢」から二十余年。
図書隊を作り、今日まで牽引してきた老人がその最前線を退いた日だった。
（有川浩さん「図書館危機」Ｐ３３９）
というわけで、有川浩さんの「図書館危機」を読みました。
今回は、表現の自由や、それを守るための「戦闘」、また「言葉狩り」の問題など、けっこう波乱の巻ですが、マンガでベタな基調に変わりはありません。
さて、稲嶺司令退陣という大きな節目を経て、いよいよ最終巻の、「図書館革命」へと進みます。
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