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2015年05月31日

「優雅な生活が最高の復讐である」読

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「ぼくはたしかこう返事した。『自分でこしらえた人生、人生の非現実的な部分だけが好きなんだ。たしかにいろんなことが起こる・・・・・病気とか誕生とか、ゼルダのプランジャン入院とかパトリックのサナトリウムとか父のウィボーグの死とか、しかし、それらは現実の出来事だからどうしようもないことだ』。すると、スコットが『現実は無視するってことかい』、と訊いてきた。だから、こう答えた。『無視はしないが、そういうことを過大視する気にはなれないんだ』」。
（カルヴィン・トムキンズ「優雅な生活が最高の復讐である」Ｐ７３）

なんてこった、３回目です、なにが良くて３回も読んでるのかよく分からないんですけどね。

ただ、３０年前に、リブロポートのこの本を、はじめて書店で手に取った時のことは、あざやかに印象に残っています。装丁も含めて、それだけ魅力的な本だということかもしれません。

さて、アーネストに始まったところが、スコットで終わっちゃいました。
「素材をもてあそぶな」ということで、また、アーネストに戻ります。