灯台

灯台

2010年05月13日
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峠

カテゴリ: カテゴリ未分類
急いで縮こまろうとするのが花冷え

ですから
時間は掛かるのですが

出会い
名づける前の一瞬

透明を掻き分けてゆくような 
    あいまいな泳ぎ手の手と水が呼応する

目に入ってきた泥の映像 ・・・すなぬき・・・


足を引きずる自己の負の投影―――
    ひんやりと淀みなく川は流れてゆくのであった

春の気配がどんどんなくなっていくのは すこし 
雨に似てる か な

あといくつか・・・
    あといくつかな

空間のなかの 柵や杭 
それが<傷>というものでしょう
    ・・・かろうじて 感じていられるのだけれど
       ぬめっていこうとしているのかな

ブランコに 滑り台に ジャングルジム

     半地下のように埋められ

ひっぱりだされてきた共同椅子に 球のようにまるまりながら
もぐりこんでいた猫は 

菫やたんぽぽや
    ゆう靄のおくから出てくるジーンズや


田んぼや
でこぼこ道から
かすめ取られた
生の喘えぎ声を実況する

はにかみがちな原始の記憶
    土の香り、・・・・・・・・・。

なのに人懐っこく身を寄せ
<さくら>と呼ばれる、もう春の終わり

ふらりとお出掛けあれ!

天気のいい日に
おまえのしろさは
稀有なこわれやすさ

うとうとして
    口の水があふれる人びとの

たんぽぽの綿毛、たん
ぽぽの綿毛、たんぽぽの綿
 毛、・・・・・・・・・


 それが夜の海を揺曳く流れ星にみえるとか、
  それが線香花火の噴射におもえると
   ・・・・・・・・・・・・。

せつない胸に火を点けた
 夜のまだ始まらぬうち 










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最終更新日  2010年09月26日 12時46分26秒


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