生きている証明書

生きている証明書

2026.05.07
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カテゴリ: 俳句
​20260507THU 
 俳句が好きである。読むのもいいが、句を作るのもいい。
 ただそれだけではこの道に心血を注いだ先人に申し訳がない。
 そんな訳で、本は買わないと決めていたのだが、この前に蕪村句集を買って、今また一茶を買った。いずれも文庫本の小さいものだが、中味はどうしてどうして、大変な労作であることが分かる。
 今度買った丸山一彦校注「新訂一茶俳句集」は岩波文庫本で、2000の一茶俳句を掲げ、脚注があり、解説があり、索引がある。
 索引は上五だけの見出しだが、上五が同じ句の場合は中七まで掲げる。
 気になっていた「かつしかや川むかふから御慶いふ」を索引で拾って見てみた。「かつしかや」の句がいくつもある中で最初に掲げる句「かつしかや早乙女がちの渉し舟」の脚注に葛飾の説明があり、「隅田川以東の地の汎称。江戸近郊の水郷地帯。」としてある。川は隅田川であり、江戸の頃は相当広い範囲を差す言葉として用いられているようだ。
 川は荒川かなと思っていたので、江戸から明治にかけての地理感覚と現在とでは随分の開きがあるのに驚いた。
 落語の六代目圓生が渋谷に住んでいて、そんな田舎にいては不自由だろうと同情がられた話をしていたことを思い出す。
 一茶句集2000のうち200程読み飛ばしたところである。





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Last updated  2026.05.07 09:48:52 コメントを書く
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