幸せになろう!ダイアリー a letter about my daily life

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私とボクシング


 非常に危険な競技で、無くした方が良いと 私は本気で思っています。脳をはじめとする内臓全般へのダメージがはかり知れないほど大きく、引退した選手でも プロアマ問わず、大なり小なり障害を抱えて生きているからです。今年3月下旬のプロマッチでも、死者が出てしまいましたし(八王子中屋ジム所属で 大学を出たばかりの若い選手でした 彼は初めて巻いたバンテージ<包帯>をずっと大切に使っていて、最後の試合当日も使用したそうです。古い布は繊維が当然傷んでいますから、巻いても拳が弱く、相手と対等に闘うことが出来ず、一方的に脳にダメージを受けてしまったのが、致命傷となりました)それをボクシング禍と呼ぶのですが、本当に悲しいことですよね。それらを指して「男のロマン」と言ってのける人も多いけれど、何がロマンだ!と思います。だからこそ、選手達は必死で練習するのですが……。お母様方はご子息が殴れられるところを見るのは、とてもじゃないけど、耐えられないとおっしゃっているらしいし……。
 父が格闘技、とりわけ、相撲とボクシングが大好きで、自分もその道で食べていきたかったと言ってのけるくらいなので(←そういう男性は結構いるとは思いますが)よくTV中継などで観戦します。でも私は興味があまりなくて、義理程度……。
 私とボクシングの接点なんてものはなく、小中学校で同級生だった友人(女性)のお父様がベルト工房をなさっていて、格闘技のチャンピオンベルトを作っていたことくらいでしょうか。具志堅用高さんのも作ったよ~ なんて昔自慢していましたが、その価値が 当時の私には全然分からなかったのです。
(2002年4月26日 記)

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