PR
カレンダー
まる 2005さん道場長はかねがね「合気道は三段ひとくぎり」と仰っていた。
三段を允可されれば、合気道の一通りの基礎を身につけたと思っていいということだ。
その三段審査を半年ほど前から「受けたらどうですか」と打診されていたが、自分の中で心構えができておらず、しばらく先延ばしにさせていただいていた。
同時期に入門した方々が三段審査を受けられていく中で、自分だけ受けずに過ごす、ということが道場内序列のようなものをわずかに乱すような空気感があり、観念して昇段審査に臨んだ。
技術的なことよりも、息を乱さず「内なる静寂」を体で表すことを自分なりのテーマとして審査を受けようと思った。
20分弱の審査はあっという間であったが、息が少し乱れたのが残念だった。
だが、見ていた先輩や後輩からは「全然息が乱れてない」と云われて、「いや、そんなはずは・・・」と感覚が食い違っている。
道場長からも「とてもリラックスして見えた」と仰っていただき、傍目にそのように映ったのであれば、まずはヨシとしよう。
三段允可。
ここまで導いていただいた諸先輩方、先生に感謝したいし、今後は自分が後輩らを導いて恩返ししなければならない。
一方、できればもう一歩別世界へ入っていきたい思いもある。
柳生新陰流や北辰一刀流、大東流合気柔術に関心がある。
仕事の休日と道場の稽古日が重なる流派が身近にあったら、ぜひとも入門したい。
出逢い=武運に期待しよう。