ヒッパルコスの空

俳句


私の作品も掲載していきたいと考えておりますが、
なかなか出来ないので、 龍5777 さんの作品を掲載します。

夕映えに 白梅乱れ 咲き誇る

雑草が 緑に芽吹く 道の端

目の前の 桜並木が 赤く見ゆ

傘わすれ 濡れて帰るや 春侘し

寒もどり 真綿をかむる 月冴える

ハウス物 蕗のテンプラ 見て思う

一枝で 香り楽しい 千里花

三月に 入り半袖 暑過ぎる

木蓮の 梢の蕾 半開き

菜の花が 咲くや白梅 散り果てる

この時期に 赤木蓮も 花ひらく

満開の 寒費桜に 小鳥群れ

白梅の 小枝に赤い 新芽萌ゆ

暖冬と だまされ花が 悲しそう

ホタルイカ 菜の辛しあい 熱燗で

庭梅の ピンクの淡き 花愛し

こん畜生 こんな気温じゃ 飲みに行く

狂い咲き  梢の木蓮 天仰ぐ

無常かな また来る春に 思い寄せ

金柑が 食べておくれと 風に揺れ

花見をば こんな寒さで 計画す

三月も 色とりどりの 花がある

紅白の 花びら見せる 赤木蓮

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: