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【発疹】

子供の病気・けが・・・こんなときどうする?

発疹
●家では・・・   
・かきむしらない様に爪は短く切る。 
・体が温まるとかゆみが強くなるので薄着にさせてり、室温を低くする。 
・入浴・・・医師の許可があった場合も、お湯はぬるめにし石鹸を使ったり、強くこすらない。【突発性発疹】 

●6ヶ月から2歳にかけて多く、初めての熱が突発性発疹・・・という事も良くあります。
 
・39~40℃の高熱が2~4日続き、熱が下がった直後に細かい赤い発疹が出てきます。 
・比較的機嫌がよく、せきや鼻水の症状もなく、発疹のかゆみもありません。【水疱瘡】 

・感染力が強く、同じ部屋に2時間以上居ると、確実に感染すると言われています。 
・小さな子ほど、重症になりやすい。 
・潜伏期間は、2週間位です。 
・発熱とともに赤いかゆみを伴う発疹が出てきます。 
・発疹は、時間が経つと盛り上がって水脹れの様な水泡になり、これがつぶれて乾いてかさぶたになります。 
・発熱から完治まで1週間くらいで、治った・・・というのは、全ての発疹が乾燥した時です。 
・発熱と同時に発疹が出るので、発疹を確認したら受診しましょう。【はしか】 

●感染力が強く、予防接種以外に効果的な予防法はありません。 
 潜伏期間は、10日~12日位です。
 
・39~40度の発熱とともに、鼻水やくしゃみ・せきなどの症状が出てくる。 
 目やにが出て充血したり気管支炎を起こす事もある。 
・発熱してから3日程経つと、熱が下がらないまま頬の粘膜ら白い細かい発疹(コプリック斑)が出てきます。
  これが出てきた夜か翌日には小さな発疹が首周りからおなかにかけて出てきます。3~4日発熱が続きます。 
・熱が下がってくると発疹が黒みを帯びた赤に変わります。 
・気管支炎・中耳炎・肺炎・脳炎などの合併症を起こしやすい病気です。【風疹】 

●38度くらいの発熱と発疹が同時に出ます。 
 5~14才に多く見られます。

・せきはなく、顔からお腹にかけて赤い発疹が広がります。 
・熱は1~2日、発疹も3日前後で消えます。 
・妊婦が感染すると胎児に障害が起こる可能性があります。【川崎病】 

●突然の発熱とともに全身に発疹が出ます。 

・39~40度の高熱がはっきりしないまま5日以上続く。 
・首のリンパ腺が腫れる。 
・唇や喉の粘膜が真っ赤になり舌が苺状につぶつぶして赤くなる。 
・手のひらや足の裏が全体に赤くなりパンパンに腫れる。 
・形の不ぞろいな発疹が出る。 
・発熱後3日目位から赤く充血する。 
    ↑ 
これらの症状のうち3つの症状が出ると川崎病の疑いが強いので、早目に受診しましょう。 
・ガンマグロブリンの投与と熱を下げる治療の為、少なくても2週間の入院が必要です。【りんご病】 

●6~12才の子供に多く見られる。 

・熱は微熱程度で頬が赤くなり腕と足に網目状の赤い発疹がでる。(4~7日で消える。) 
・発疹が出た後は伝染する可能性もなくなる為、登園・登校も可能です。 
・大人がかかると疲労感が激しくなります。


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