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2004.11.18
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『オールド・ボーイ』で今話題のチェ・ミンシク、『スキャンダル』のチョン・ドヨン、『MUSA 武士』のチュ・ジンモ。
なかなか豪華な顔ぶれのサスペンス。


チョン・ジウ監督

チェ・ミンシク
チョン・ドヨン
チュ・ジンモ

ハッピー・エンド


ストーリー
リストラにあって、毎日古本屋で恋愛小説をむさぼるように読んでいる男ミンギ(チェ・ミンシク)。
一家を支える妻ボラ(チョン・ドヨン)は、子供英語学院の学院長、忙しい彼女に代わってミンギは育児・家事をしている。

そんなボラには、秘密があった。
かつての恋人キム(チュ・ジンモ)と結婚後再会し、再び付き合っていたのだ。
キムはボラを想い続け、ボムは『何もしてあげられない。ただ通り過ぎるだけの関係』といいながらも、ボラにとってこの恋人との逢瀬は、心の平安であり、体が惹かれあう関係だった。
やがて、夫ミンギが、この二人の関係に気がついた。
愛情と、執着、さらに殺意とこの3人の三角関係は・・・

~~~~~~~~~~~~~

はっきり言って、サスペンスの2時間ドラマのようだ。
チョン・ドヨンとチュ・ジンモがかなり大胆なベッドシーンを披露して話題にもなったようだがね~。

このドヨンが演じる妻ボラは、気ままに恋人の元を訪れる、そして、彼に他の女の影があるのではと嫉妬さえもする。
家庭では、まだ乳飲み子の母親。
しかし、母であるよりも女である事を選んだのだろう。
夫との関係を修復しようと考えないわけではない。
しかし、そう考えた時はすでに思わぬ方向に歯車は動き出していた。

このボラを慕い続ける恋人キム。
彼はいつかボラとボラの子供とともに一緒になりたいと考えている。
彼の気持ちは募る一方のようだ。
もしこの二人が一緒になっていたとして、その家庭が幸せかどうか・・とも思う。
短い逢瀬の時、二人が幸せに感じ、お互いを想い、尽くしているその気持ち、果たして四六時中一緒にいて、そのまんまでいられるのだろうか。
私には、夢の中にいる二人だからこそ、求め合い夢中になっているのだと想わないわけにはいかない。

そして、この夫、恋愛小説に涙し、テレビのドラマ(たぶんこのドラマは『愛の群像』ではないかと思う。ぺ・ヨンジュンが出ていたから)を食い入るように見ている。
この彼が失業したから、妻が浮気をしたわけではないところが、彼にとっても辛いところだ。
もっと前から妻の気持ちが離れていた事を知ったのだから・・・

~~~~~~~~

サスペンスと描いたが、なかなかハラハラするような演出で、そういう点は面白かった。
夫が、この妻の浮気に確信するところとか・・その後の彼の行動なども。
妻ボラの赤ん坊に対する行動は、切羽詰った女の行動としてみても、かなりの大胆。思いつかないよ、普通は。
あれも、夫の怒りを買ったな~って思う。

しかし、ドロドロしたものって、相手があってこそだよね。
相手を無くしてしまったら、その憎しみももしかしたら喜びもぶつける事ができなくなる。
もちろん心の平安は一時は得るかもしれないが・・

でも、この煮詰まった3人の関係は、何処か平安には終わりそうが無いという感じではあった。
ありがちなラストではあるが、夫ミンギが見たのか?夢の中の妻ボラのショットは、意味ありげだったなあ。
あのちょうちんみたいなのはなんだろうか・・・?

チョン・ドヨンはやっぱり上手い女優だと、思ったよ~。
そして、風采の上がらない夫を演じるチェ・ミンシクは、「ラブレター~パイランより」で見せたうらぶれ方とはまた違った、普通の男の心の狂気みたいなものを感じた。
かたや、『ワニ&ジュナ』で、暖かく抱擁感を見せたチュ・ジンモは、あの映画とはまったく違う雰囲気。
彼女の魅力にすっかりまいっちゃってる男。
しかし、彼女の全てがほしくなった時、自分の中の抑えてきたものが吹き出してくる。







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最終更新日  2004.11.18 21:10:02
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