こんにちは♪

いくら実話とは言えあまりにもアメリカ万歳
過ぎた感じがしてならんですよ！
だからもう何もかも受け入れられずで感動も
共感も一切できませんでした・・・。 (2006.10.10 10:15:07)

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2006.10.09

ワールド･トレード･センター

(12)

テーマ：映画館で観た映画(8801)

カテゴリ：～2006年　映画・ドラマ

オリヴァー･ストーン監督

ニコラス・ケイジ・・・・・・・・・・ジョン・マクローリン
マイケル・ベーニャ・・・・・・・・・ウィル・ヒメノ
マギー・ギレンホール・・・・・・・・アリソン・ヒメノ
マリア・ベロ・・・・・・・・・・・・ドナ・マクローリン

ストーリー
　2001年9月11日の早朝。いつものように家を出て署へと向かう港湾警察のジョン・マクローリン巡査部長。彼は署に着くと部下たちを集め“お互いを守り合い、事故のないように”と言葉をかけ、それぞれの現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易センタービルの北棟に旅客機が激突する大惨事が発生、港湾警察官たちに緊急招集がかけられる。すぐさまマクローリンを班長とした救助チームが結成され、現場へと急行する。現場の惨状に言葉を失う彼らだったが、新人警官のヒメノを含む４人の警官が、マクローリンと共にビル内に入ることを志願する。しかし、彼らがビルに潜入した直後、大音響と共にビル全体が崩れ始めるのだった。

～～～～～～～～～～～～～～

こういう映画は、いいとか悪いとか言っていいものかどうかって考えちゃうね。
面白いとか面白くないとか言ってはいけないんじゃないかとか、神妙な面持ちで見なくてはいけないんじゃないかとか思っちゃうんだよね。
ちょっと窮屈な気もする。
そして、はっきりいってアカデミー賞等の賞取りには関係してはいけないとも思うな。

あの現場にいたら、確かに今実際どういう事が起こったのか。
何が起きようとしているのか？
全くわからないだろう。
そんな中で、命をかけ命を助けようと行動する人々。

そして、思わぬ建物の崩壊。
そのすざましいこと！
良くぞ瓦礫の中の隙間で生きていることができたと思う。
しかし、崩壊は一度ではない。何度となく襲ってくる。

「寝るんじゃない。生きるんだ」とお互いを励ましあいながら、救出される事を祈る二人。
何時間も暗闇の中、灰塵の中閉じ込められ、押しつぶされている姿は、我が事の様に感じるだろう。
そんな二人は全く偶然助けられるのだが、それは奇跡といってもいいかもしれない。
単身乗り込んできた海兵隊員（愛国心そのものの奴）が瓦礫の山から、彼らを見つけるんだよね。
この海兵隊員はその後、イラクに行ったらしいんだけど、これは事実を元にしているというので、この隊員を出さないわけには行かなかったんだろうと思うが、この隊員だけはまさにアメリカって感じで・・私は恐さを感じたんだけど。
愛国心を見せる映画ではないと思うんだけどね。

それからは、何十人何百人もの人々がこの二人を助け出す為に懸命に努力する。
こういった思わぬ事態に遭遇した時、人々は団結し思わぬ力を発揮し、そして助け合うのだ。
それは人間の善の部分だ。
こういう善の部分を人間みんな持っているんだよね。

そして、残された家族の苦悩。
何も情報がない、なにかをしたいけれども、ただ待つだけしかできない苦しみ。
妻や子ども、そして家族、友人。
そいういう所も、見せていた。

～～～～～～～～～～～～～～～

追悼の一作として見た映画だ。

この事件で亡くなられた方々の冥福を改めて祈りたいと思う。

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最終更新日 2006.10.09 21:53:23
コメント(12) | コメントを書く

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■コメント

Re:ワールド･トレード･センター(10/09)

みっしゅ。さん

こんばんは。
確かに上手く表現出来ないですよね～。
あの状況で助かったのは、本当に奇跡だと思います。
そして、ひとりで瓦礫の下に閉じ込められていたなら、もう諦めていたかもですからね。

家族も待つだけしか出来ないって、どんな気持ちなんでしょうか。本当は、助けに行きたい気持ちでいっぱいなのに何も出来ない。

ご冥福をお祈りしたいです。 (2006.10.10 00:05:24)

返事を書く

こんにちは♪

風情♪ さん

Re:ワールド･トレード･センター(10/09)

姥猫さん

私も、、昨日観てきたんですが、、なんとなく消化不良です。
奇蹟の生還を果たすが警察官だったからですなんですけどね。 (2006.10.10 11:15:05)

返事を書く

Re:ワールド･トレード･センター(10/09)

gacha-danjhon さん

こんにちわ！
私も見てきました～。
鎮魂のための映画ですから、文句も言えないというところでしょうが、
色々思うのはざまざまでしょうね。

わたしも、オリバー監督はあえて　人の善の部分を切り取って見せてくれたんだと思うのですよね。

「ミュンヘン」のように、心の闇に取り付かれた男たちの話もあれば、こういう光を感じられる作品もあっていいんじゃないかな～っと思いますね。

ひとりの人の命を、みんなで助け合って助けられたら、それは、もう万歳以外のなにものでもないですよね～。

しかし、アメリカってやっぱり、万歳ができれば円く収まるんですよね、きっと。「終わりよければすべて良し」
そうやって、複雑なことも単純化して乗り切っちゃう。
そういう気風が　日本人には鼻につくときありますね。昔のアメリカ万歳を感じる映画には特に。

(2006.10.10 18:28:03)

返事を書く

Re[1]:ワールド･トレード･センター・・・みっしゅ。さん

ぷちてん525 さん

実は、この映画よくわからないんですよね。
一応、こういう生還劇があったんだという事を記録しておきたいのかなって思ったんですけど。
あえて、生還できなかった多くの方々の事を描かずにです。←ここのところが、ちょっともやもやするのは仕方ないですね。

＞あの状況で助かったのは、本当に奇跡だと思います。
＞そして、ひとりで瓦礫の下に閉じ込められていたなら、もう諦めていたかもですからね。

そうそう、私も思いました。一人だったら死んでいたかもしれないって。

＞家族も待つだけしか出来ないって、どんな気持ちなんでしょうか。本当は、助けに行きたい気持ちでいっぱいなのに何も出来ない。

本当に、辛いでしょうね。
過剰な演出で泣き喚いたりしない分、事実こういう風に、ジリジリしながら情報を待つしかないんだろうなと思いました。

＞ご冥福をお祈りしたいです。

生還された二人を見ていると、亡くなられた方に想いがいきますね。
そして、争いごとで多くの尊い命が失われないように祈りたいと思います。
(2006.10.10 19:31:27)

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Re:・・・風情♪さん

ぷちてん525 さん

＞いくら実話とは言えあまりにもアメリカ万歳
＞過ぎた感じがしてならんですよ！
＞だからもう何もかも受け入れられずで感動も
＞共感も一切できませんでした・・・。

何で、こういう映画なのか？
というのは見ながら、ずっと思っていました。
もしこれが実話ではなければ、「大地震」などのパニック映画みたいな感じですよね。
実際にこういう奇跡的に助かった方が居たというのは、ホッとすることではあるんですが。

あの海兵隊員が見つけてくれなかったら、彼らは助からなかったですね。
あの愛国心の塊のような海兵隊員は（実際そういう人がいたんでしょうけど）アメリカそのもののような感じでしたね。

(2006.10.10 19:37:19)

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恐怖

charlotte さん

こんばんは。
すごく狭い空間で身動きがとれない状況って私には物すごい恐怖ですよ。閉所恐怖症ー。
エレベーターでさえ嫌ですもん。
その中で炎が容赦なく襲ってきたり銃弾が暴発してたらなんて考えられません。
実話だけにホント助かってよかったなって安堵したラストでした。そういう意味で、精神的には健康でいられる作品かな。ユナイテッドはいつまでも絶望のまま何日も暗い気分でいました。 (2006.10.10 19:40:16)

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Re[1]:ワールド･トレード･センター・・・姥猫さん

ぷちてん525 さん

＞私も、、昨日観てきたんですが、、なんとなく消化不良です。
＞奇蹟の生還を果たすが警察官だったからですなんですけどね。

そうそう、私もてっきり消防士だと思っていました。
警察官だったんですね～。
まあ警察官でも消防士でも、私はどちらでもいいとは思うのですが・・
でも確かに、生還された方の記録として残したいと思うなら、別にあのビルに働いていた人でも良かったんですよね～～。

(2006.10.10 19:42:54)

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Re[1]:ワールド･トレード･センター・・・gacha-danjhonさん

ぷちてん525 さん

＞こんにちわ！
＞私も見てきました～。
＞鎮魂のための映画ですから、文句も言えないというところでしょうが、
＞色々思うのはざまざまでしょうね。

そうそう、「鎮魂の為の映画」ですね。
私もそう思ってみたんですけど、でもこういう形で見せるのは何故？って思ってはいたんです。

＞わたしも、オリバー監督はあえて　人の善の部分を切り取って見せてくれたんだと思うのですよね。

うんうん、そこのところは、人間には善の心が絶対あるんだっていってますしね。
あ、これが言いたいんだなと思いましたね～。

＞「ミュンヘン」のように、心の闇に取り付かれた男たちの話もあれば、こういう光を感じられる作品もあっていいんじゃないかな～っと思いますね。
＞
＞ひとりの人の命を、みんなで助け合って助けられたら、それは、もう万歳以外のなにものでもないですよね～。

そうですね。あえて奇跡的に生還した二人を描いたんでしょうね。
そして、こうして二人を見ていると、多くの人が実際には、なすすべもなく亡くなっていったんだと実感するんですね。

＞しかし、アメリカってやっぱり、万歳ができれば円く収まるんですよね、きっと。「終わりよければすべて良し」
＞そうやって、複雑なことも単純化して乗り切っちゃう。
＞そういう気風が　日本人には鼻につくときありますね。昔のアメリカ万歳を感じる映画には特に。

全くです～、そういう風にも見えちゃうんですよね。
アメリカ万歳という風に。

まだ5年なので、どうしても生々しい所がありますね。

(2006.10.10 19:51:17)

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Re:恐いですよね～。charlotteさん

ぷちてん525 さん

＞こんばんは。
＞すごく狭い空間で身動きがとれない状況って私には物すごい恐怖ですよ。閉所恐怖症ー。
＞エレベーターでさえ嫌ですもん。
＞その中で炎が容赦なく襲ってきたり銃弾が暴発してたらなんて考えられません。
＞実話だけにホント助かってよかったなって安堵したラストでした。そういう意味で、精神的には健康でいられる作品かな。ユナイテッドはいつまでも絶望のまま何日も暗い気分でいました。

「ユナイテッド93」は見ていないんですけど、そうなんですね～～。

こちらの映画は、いろんな見方がありますね～。
評価が分かれていますよね。

まだ5年という事で、なんとも生々しいのですがこうして助かった人が居るというのは、本当にホッとします。
そして、こうして生還した人を見ると返って、亡くなられた方々がいかに多かったのかという事に、思い巡らす事になるのだと思うのですよね。
そういう意味でも追悼の作品だと思いました。

(2006.10.10 20:25:09)

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ツインタワーはなぜ崩壊したのか・・・

White・Rabbit さん

初めまして、ぷちてん525さん。　長文失礼します。
この「ＷＴＣ」は賛否両論が大きいようですね。私はまだ見ていませんが、
ストーン監督という事で、社会派で鋭い問題提起をするのかと感じてました。
実は昨日まで、貴重な生還者のロドリゲス氏が来日していました。（リンク参照）

日本では話題になってませんが、「なぜツインビルが簡単に崩壊したのか？」
という疑問などが、米国で活発に議論されているのをご存知でしょうか？
弱冠 22歳のディラン・エイブリー青年作品が世界中で旋風を起こしています。
火災が崩落の原因だとする「９．１１公式報告書」を真っ向から否定する、
TRUTH象徴映画「Loose Change＝ルース・チェインジ」がタブーを追及。
日本でも１０月末にようやくＤＶＤ上陸。「ネット無料配信」もあるそうです。

これを観れば違った視点で「９１１映画」を考える事が出来るかもしれません。
「ルース・チェインジ」＝「ルース・チェンジ」の反響の規模など詳しくは
下記ＢＢＳの「9月21日」を。今年の９月１１日のＮＹの動画。知ってました？
http://www.911podcasts.com/files/video/TalkingAboutaRevolution.wmv

尚、投稿内容やリンク先とは利害関係はありません。
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/idx/?mycategory_id=31024
http://8136.teacup.com/empire/bbs
(2006.10.11 14:52:08)

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Re:ツインタワーはなぜ崩壊したのか・・White・Rabbitさん

ぷちてん525 さん

White・Rabbitさん、その情報は、初めて知りました。
ロドリゲス氏というのは、最後に救出された方なんですね。

ビルの崩壊は、素人の私にはよくわからないので単純に、高層ビルというのは怖いものだなあと思いました。
もちろん、飛行機が突っ込むという想定などされていないとは思うのですが。
（でも地震対策とかは、考えているはずですよね）
あのビルが、崩壊しなかったら少なくとも二次的被害はもっと少なかったろうにと思います。

ビルそのものに関して、それほど深くは考えていなかったので、その映画はどのようにとらえているのか、チャンスがあったら見てみたいと思います。

情報をありがとうございました。

(2006.10.11 22:21:42)

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