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藍三郎

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俗・さよなら絶望先生　第１１話「黒い十二人の絶望少女」「今月今夜この月が僕の涙で曇りますように」

(7)

カテゴリ：さよなら絶望先生

糸色望の事件簿

しばらく大人しめの回が続いて、カッ飛んだ話が来るのを待ってたけど・・・
ようやく私好みのパロディストーリーがやってきましたね！

Ａ・Ｂパート丸々 金田一耕助シリーズ のパロディです。

とはいえ、内容はいつもよりシリアスなぐらいです。

望.jpg

糸色望探偵事務所

まとい.jpg

どうしたんですか？先生・・・

まといの助手少年ルックに惚れｗ

シャツにベレー帽って可愛いなぁｗ
声が思いっきり少年ボイスだった。
絶対こっちの方が上手いよ真田さん・・・

でも出番はこんだけ～

望2.jpg

頭掻いてフケを飛ばしたり、釜帽を被ったりと
もろ 金田一耕助 な糸色先生。

女子2.jpg

海外でも高く評価される芸術家・糸色叫。
通称「絶叫先生」の屋敷・・・
そこには、１２人（－２人）の少女達が集まっていた・・・

望3.jpg

謎は必ず解くけれど、解いた時には関係者は皆死んでいる。
ついたあだ名が絶望探偵！
やめてください！営業妨害ですよ！！

霧.jpg

霧の布にくるまった以外の姿・・・
というか、 二足歩行で歩く姿 って凄く珍しいなぁｗ
引きこもりからアウストラロピテクスに進化したのかｗ

こっそり一旧さんが混じってたｗ

カエレ2.jpg

ああ・・・推理小説において、
こういう席で 空気読まずに揉め事を起こす人 は、
次の被害者になる可能性が高いです。

例：殺人者と一緒の部屋にいられるか！俺は一人で行動させてもらう！！

写真.jpg

既に芽留とマ太郎は殺されていた・・・

そして、次々に少女を標的とした、見立て殺人が起こる・・・

マ太郎はファーストガンダムっぽいが、芽留と大草さんの元ネタが解らん
これまではどうにかシリアスなラインを保ってきたのに、
カエレの ロンギヌスの槍 殺人で一気にこれはパロディだと思い知らされたよ・・・ｗ

望8.jpg

広間に関係者を集めて、 これまたお約束の犯人指摘タイム。

加賀.jpg

私のような心の穢れた人間がいるから、
こんな事件が起きたんですね！！

臼井.jpg

真犯人は糸色叫の一人息子、影郎！？

望7.jpg

「子供とビデオを見ていた」 ってお婆さんの証言が、
ヒントになっていたり、何気に本格的。
アニメ好きだったという事より子供がいた事に着目すべきだったんですね。

叫には子供がいた→今までにそれらしき人物はいない→目立たない→臼井影郎

苦しいようで論理的な推理です（多分・・・・・・

女子.jpg

しかし、最後に推理小説らしくどんでん返しが。
真相は、 絶叫先生の愛を巡って十二人の少女達が殺しあった 、というものだった・・・

神出鬼没の犯人も、別に影が薄かったわけではなく
十二人の内誰かが犯人だったからなのだ。

炎.jpg

絶望した！人の心の闇に絶望した！！

言ってる事がまともだ・・・ｗ
倒した蝋燭の火が蔵に燃え移り、生き残った少女達も全員炎の中に・・・

望6.jpg

事件は解決したが関係者は全員死亡
そのまま静かに事件の幕は閉じるのだった・・・

途中から暴走する事も無く、
最後まで推理ものらしくやり遂げた事にちょっと驚きｗ

後、見立て殺人の「季違い」→「キー違い」ってのは
金田一シリーズの 「獄門島」 のパロディですね。

リリキュアに並ぶ、「俗」の傑作エピソードになったと思う。
惜しむらくは、助手少年まといが現場に出てこなかった事だろうか。

次回から、望＆まといの探偵シリーズ続編やりませんかね？
話数が足りませんかそうですか

可符香.jpg