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2004年05月12日
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カテゴリ: Essay
 文章を書き始めて、もう八年になる。
 いわゆる作文が少しも好きではなかったし、長文など書いたこともなかった。
 そのわたしが、こうして書くことを愉しみとしているということは、われながらすごく驚き、かつ不思議な気がしているが、今日までが決して平らかであったわけではない。

 わたしの『書く』ということの原点は、やはり恋文であった。思いの丈を相手に伝えようとする最たるものであるから、理屈にかなった手法だろう。とにかく書いて書いて自分の気持ちを表すのだ。そのうちに、相手はわたしにこう言ってきた。
「あなたは、書いて書いて書き殴ってみたらどうか。そうすることによって、きっと何かが生まれるはず」と。

 その通りであった。
 書きたいという衝動が生まれた。
 書かずにはいられなくて、一時は本当に書いた。

 それでも、わたしは書くことをやめなかった。

 ところが、ある日突然、わたしは書けなくなった。
 書けないというこの二年間は、苦しかった。書いても書いても愉しくなかった。書くことが、呻きのような日々でもあった。
 でも、わたしは無理をしなかった。流れに逆らうよりも、流れに身をまかせた方が自然体でいられたからだ。

 長い、長いその休眠を経て、最近また書きたいと思うようになった。
 この二年間、わたしの胎内に宿った修羅(わたしの苦しみや悩み)は、きっと書くことの泉となって、これから湧き出すのだろう。
 今は、そのことにただわくわくしている。







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最終更新日  2004年08月27日 15時46分14秒
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