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2004年05月17日
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カテゴリ: Essay
最近、『ほんのそこまで』、という旅を姉夫婦と頻繁にしている。大げさではなく、お気楽に出かけられるから旅の仕度はいらないし、費用も多くはかからないところがとても気に入っている。小さな旅ではあるけれど、実はこれには又、小さなテーマもあったりするのだ。
花を愛でたり、新鮮な空気を吸ったりと、いうなれば『自然とのふれあい』がそれである。

先週末も伊豆半島の下田まで、ニオイバンマツリという花を見に出かけてきた。当日は天気予報通りの好天で、絶好のドライブ日和であった。行きは下田まで直行し、帰りは西伊豆の海岸沿いをゆっくりと眺めて帰るというコースを取った。

下田は、黒船祭の真っ盛りで、予想以上の人出であった。
繁華街から少し離れた駐車場に車を止めて歩き始めると、どこからともなく、良い香りが漂ってきた。あたりを見回すと、植木鉢やプランターに植えられた花からのようだった。「良い匂いがするけど、これ?」
姉に問うと
「そう。これこれ」
別名アメリカンジャスミンというくらいだから、ジャスミンの一種なのかと思っていたら、柑橘系の匂いを少しやわらかくしたような爽やかな香りであった。花は、紫や白の直径4~5センチくらいのを木に直接つけていた。

参道から境内へと、さっき駐車場脇で見た花がぎっしりと咲き、あの匂いでむせ返っていた。その様は実に、圧巻であった。
文献によると、最初は紫の花が二日ほどの間に白くなるところから、英名はYesterday-today-and-tomorrowというのだそうである。ちなみに、漢字で書くと『匂い蕃茉莉』。蕃は外国の意で、茉莉はジャスミンのことらしいが、ジャスミンの仲間ではなく、ナス科の植物である。

 街は祭りの真っ只中であった。
 各種イベントが催され、米海軍のスマートな制服姿があちこちで、黒船来航時を彷彿させていた。

 帰路は西伊豆海岸沿いをひたすら走った。
 ところどころで、富士山が顔を出し、小さな旅は予想以上の大きな喜びをくれた。
 次は、『ほんのどこまで』の旅になるのだろうか。楽しみである。






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最終更新日  2004年05月17日 13時55分27秒
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