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2004年05月28日
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カテゴリ: Essay
 昔大好きだった人から電話をもらった。
 男女の関係には発展しなかったけれど、とても良い友人関係へと移行し、今では年に数度連絡を取り合うくらいのつかず離れずの間柄である。
 時に、どうしてるのかなーと思うあたりに、近況を知らせてくれたり、とどこかで気持ちが通い合っているのだと実感させられる。
 独身の彼には恋人もいて、いつかは我が家へ彼女を伴って来てくれることになっている。それを今か今かと楽しみにしているのに、なかなか実現しないのは、彼が極めて多忙な人だからだ。
 互いが一瞬、気持ちが通い合ったとき、それでも堕ちなくてよかったと今は思う。その一瞬は、長い人生のほんのわずかな時間に過ぎなかっただろう。そうしなかったからこそ、良い友達になれたのだし、互いが少しでも幸福であって欲しいと願えるゆえんなのである。

 本当に辛かったとき、彼は何時間も、時には夜が明けるまで話を聞いてくれた。
 笑いを含んだ優しい声に、わたしはどれほどすくわれただろうか。混乱の頭の中を、きちんと整理させてくれ、わたしの歩むべき道を教えてくれた。電話で埒が明かないときは、夜中でも車で駆けつけてくれた。

 あ、元気なんだ。

 後に、ふっくらと懐かしい気持ちを残して……。





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最終更新日  2004年08月27日 15時41分22秒
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