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2004年08月08日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 昨日から暦の上では秋になり、暑中お見舞いから残暑お見舞いへと変った。


 暦上の形式と承知しながらも、わたし自身はすごく涼しくなった気がする。
 外気は30度を越えるというのに、8階という住まいの条件からなのか、開け放した窓から入る風は、かなり涼味を帯びてきた。
 相変わらず蝉時雨は衰えをしらないし、実際にはまだまだ猛暑であることに違いないのだけれど、今日は特に湿度が低いせいかとても心地よい。

 夕べは、NHKの『思い出のメロディ』に泣かされた。
 若いころ、両親の世代が好んだナツメロを小ばかにしていたのに、いつの間にかその気持ちがわかるようになっていて、思わず苦笑する。

 懐かしい歌の数々には、色んな思いが詰まっていて、情景が浮かんだ。
 殆どが、家族を持つ以前の恋人時代の思い出だったりで、尚更胸が詰まってしまう。

 永遠の愛を誓って、家族を丁寧に営み始めたのに……。

 やはり、秋のせいなのか。
 変にセンチメンタルな夜だった。






 急に思い立って、鎌倉へ秋探しに出かけた。
 でも時間が遅かったので、小一時間で引きあげてきたのだけれど、すでに小さな秋は確実に忍び寄っていた。

 鎌倉駅前の大巧寺(だいぎょうじ:通称おんめさま;安産祈願の寺で有名)を通り抜けて、本覚寺の百日紅をデジカメに収めてきた。

 大巧寺には、鉢植えの蓮がいま正に開こうとしている状態に遭遇した。あすの朝には、確実に開くであろう。程よいふくらみをもった蕾は、なんとも気高くてしばし見とれてしまった。

 その大巧寺では、秋明菊が一輪咲いていたし、秋の七草である女郎花にも出会うことが出来た。

 秋には紫色になる予定のムラサキシキブは、青い玉をつけて涼しくなるのを待っていたし、赤い実になる予定のつるうめもどきも、これまた青い実をつけていた。
 みんな、秋の気配をそっと、耳をすまして待っているのだ。



botankusagi

ボタンクサギ


syuumeigiku

秋明菊


ominaesi

女郎花


turuumemodoki

蔓梅もどき








撮影:2004/08/08@大巧寺 photo by sion








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最終更新日  2004年08月09日 00時06分03秒
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