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2004年12月04日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay


 何気なく外を見た。
 灰色を水で薄めたような雲のフィルターから、少しだけ陽がさしている。
 たよりないほど、薄日だった。
 どうやら予報では、今夜あたりから雨らしい。
 なるほど、それを予感させるような天気である。
 それでも遠くのその景色が、わたしを幸せな気分にしてくれた。
 うまく言えないのだけれど、そこはかとなく…。


 「ふわふわオムレツ作ろうか?」
 少し優しい声で聞いた。
 「うん。ふわふわでとろとろのヤツね」
 出来上がったアツアツを、ふーふー言いながら口に運んで、
 「美味しい!」を連発した。
 長女の大好物なのだ。

 そういえば、亡き母もこうして好物を並べてくれたっけ…。
 そんなことを思いだした。

 長女も次女に続いて、さっき慌しく出かけて行った。
 電車にうまく乗れたのかなーと思っていたところに、電話が鳴った。


 たったこれだけのことなのに……。










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最終更新日  2004年12月04日 21時12分25秒
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