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2004年12月08日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: 紫苑の日常
 昨日の強運の最後の時間に、やっぱり、素敵なことがあった。

 遅い時間にも関わらず、二人は大歓迎してくれた。
 酒類は宴会で、しこたま飲んだのでパスをして、あえてアミノサプリなんぞをいただいた。

 「ねぇ、母さん。渡したいものがあるんだけど」
 長女は満面の笑みで、なぜかうずうずしている。
 「なぁに?」
 「本当に早いんだけどね、早く喜ぶ顔が見たいから、今夜渡しちゃうね」
 そういってきれいに包装されて赤いリボンをかけた箱を、テーブルの上に置いた。

 促されながら、わたしはもどかしくリボンを解いた。

 「わぉ!欲しかったヤツじゃん」
 わたしはにっこりと微笑んだ。
 「でしょう?」
 それは、ボビィブラウンの黒の化粧ポーチであった。
 以前、彼女が使っていたのを見て、欲しいと言ったのを覚えていてくれたのだ。
 ファスナーを開けると、中には更にもうひとつのプレゼントが潜んでいた。
 真っ赤なルージュである。
 名前は、まさに「レッド」。
 ちょっと暗めの落ち着いた赤だ。
 「わぉー、二度も美味しいプレゼントだね。ありがとう」

 わたしは、今日のラッキーな出来事はこれだったのだ、と嬉しくてたまらなかった。

 「大丈夫だから」というわたしを二人して、
 「いや、お義母さん。仮にもレディですから夜道は危ないです」
 と笑いながら、マンションの八階のドア前まで送ってくれた。

 今朝は早速、赤いルージュをきりりと引いた。
 昨日の憂鬱が嘘のように、今日はウキウキである。






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最終更新日  2004年12月08日 11時48分57秒
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