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2005年02月08日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay


 友人から誕生日の祝いにもらった、高価な黒の皮製である。
 故障したので機種変更したばかりの携帯電話の操作に、
 気を取られていた隙のことだった。
 頭の片隅に、『あれ、何か落としたかな?』と思った瞬間があった。
 それは満員のエレベータの中だった。
 気になりながら、人の流れに押されて電車に乗った。
 会社に着いてバッグを探るが、やはりなかった。
 あの時、一瞬掠めた不安は的中していたのだ。


 わたしは物をものすごく大事にする。
 それは、過剰ともいえるほどの強さであった。
 特に頂き物となると、愛着も一入なのだ。
 自分の不注意なので誰をも恨めないけれど、
 悔しくてたまらない。

 ごめんなさい、Kちゃん。
 右手だけ残った手袋を、じっと見ている。






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最終更新日  2005年02月08日 16時01分10秒 コメント(4) | コメントを書く
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