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2005年05月04日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: 紫苑の日常
 決断がつかないまま時間は過ぎた。
 だからゴールデンウィークぎりぎりとなって取れたのは、
 スキー客用のペンションだった。
 病人と泊まる宿が、狭いペンションというのも気の毒だった。
 体調の悪い元夫がとても同行できないというので、一度はキャンセルしたのだけれど、
 少し容態が良くなったので、再予約をし旅を決行した。

 中でも気がかりなのは、食事であった。
 ただでさえ食欲がないのに、フランス料理のフルコースでは、

 それでも一緒に行くという彼を伴って、我々は温泉地へと向かった。

 大食漢だった彼が、ほんの僅かばかりしか食べられない様は、やはり胸が痛んだ。
 小鳥みたいに少しつっついては、申し訳無さそうに皿に残すのだ。
 そんな父親の残した皿を、長女は次々と平らげた。
 「気分だけでも完食気分でしょ?」
 折しもダイエット中の彼女には、かなりきつい行為であった。





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最終更新日  2005年05月07日 08時53分13秒
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